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──気に入らない。
俺はフォークに手を付ける事なく、そのまま5指を抹茶ケーキにピトリと付けた。
死柄木「いらね。」
───ボロッ…、
「「？？！！」」
『！！』
呆気なく塵となった抹茶ケーキ。
綺麗な三角は今や黒い灰の塊のようになって、とても料理とは思えないくらいに変わり果てた。
俺の行動に全員目を丸くし、辺りは葬式のように静まり返った。
黒霧「し、死柄木弔っ…！貴方なんてことを…！」
死柄木「あ？」
スピナー「おいおいおい！いくら機嫌悪いからってよぉ…！？」
トゥワイス「勿体無ぇ！！」
死柄木「うるさい。いらないもんはいらないんだよ。」
Mr.「だからってこんなにしちまうことないだろ？！」
トガ「弔君サイテーですっ！！」
荼毘「八つ当たりかよ。」
死柄木「うるさいって言ってんだよ…！
そもそもお前等には関係な────……、」
───ダンッッ！！！！
「「っ？？！！」」
死柄木「っ！」
突然カウンターに叩きつけられた衝撃音と、ピシリと亀裂の入ったグラスが目の前に置かれた。
その亀裂から少量の紅茶が溢れ出してテーブルを濡らしていく。
流石に驚いた俺はグラスを握る手を辿り、顔を上げてその人物を凝視してみると、俺を鋭く睨み付けるAが…、
『………………。』
死柄木「………ぁ…、A？」
『……………それ、片しておけよ。』
死柄木「！？」
『……黒霧さん、先生の所に帰るのでワープゲートをお願いします。』
黒霧「ぇ…、あ、はい…、」
Aから聞いたことのない地を這うような低い声に驚き、それと同時に冷や汗が頬から顎へと伝った。
黒霧の出したワープゲートを潜る直前、また俺を睨み付けて先生の元へと帰っていった。
周りの奴等も、いつも温厚なAが怒るのを初めて見たせいか度肝を抜かれた顔をしている。
そりゃそうだ、俺ですらあんなブチギレたAを見るのは初めてだし…。
ワープゲートが消えて数秒……、俺は「やっちまった。」と頭を抱えた。
Mr.「ほら見ろ。」
スピナー「怖ぇ〜…、あんな怒り方するんだな。」
トガ「今回は弔君が悪いです。」
荼毘「今回"も"だろ。」
トゥワイス「どうすんだよ死柄木ぃ〜…！
早く謝ったほうがいいんじゃねぇか？必要ねぇ！放っておけ！」
死柄木「……………、」
マジか…、これは俺が悪いのか？
……いや、約束破ったアイツが悪い。
俺は間違ってない。絶対謝らないからな。
。
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アマンダ - ミヤビさん» ありがとうございます！！！楽しみにしてますっ！ (11月7日 6時) (
レス) id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
ミヤビ(プロフ) - アマンダさん» アマンダ樣、リクエスト承りました。こちらではお話がいっぱいで載せられないので続編にて投稿いたします。完成まで少々お待ち下さい。 (11月3日 8時) (レス) id: 8b80540195 (このIDを非表示/違反報告)
アマンダ - 更新ほんとに嬉しいです！先生かっこいい、リクエストいいですか？鬼龍くんがテレビのスーツを見ていて(先生に似合いそうで)かっこいいって言って先生の誤解で嫉妬とか先生が嫉妬する系が…まぁ先生はいつも嫉妬してるんですけど…受け付けてなかったらすいません！ (11月3日 2時) (レス) @page50 id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！！タバコ吸ってる先生絶対カッコええ...鬼龍君も超可愛いです (11月2日 22時) (レス) id: 94da43d755 (このIDを非表示/違反報告)
消しゴム頭(イレイザー) - 死ぬほどかわいい…尊い… (10月15日 13時) (レス) @page46 id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤビ
| 作成日時：2023年2月22日 18時
