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AFO「Aっ！！」
ものの2分で姿を消したA。
まだ遠くへは行ってないはずだ。
あぁ、こういう時に人探しの"個性"があればと考えてしまう。
「お……、は、く…！」
「い…、ク、ガキ…！」
AFO「ん？」
今や僕だけしかいないこの場所に、2人の男の声が聞こえた。
桜並木から少し外れた道路に停められた1台のワゴン車。
そこに声の主であろう2人の後ろ姿がある。
さっき来たときはいなかったと思ったんだが…？
少し不審に思い凝視してると……、
『ん"ーっ…！』
AFO「！？」
僅かだが、口をテープで塞がれたAの姿が見えた。
男達は急いでAを車に押し込み、1人は運転席に、1人は後部座席へと乗り込んだ。
一瞬呆然とするが、車のエンジンの音が聞こえるとすぐに正気を取り戻し、怒りが沸々と煮え滾る。
──待て…、何処に行く気だ…？
──僕のAをどうするつもりだ？
──その子は僕のだ…、勝手に連れて行くな…。
──返せ…、返せ！返せっ！！
──ドンッッ！！！
「うぉっ？！」
「ぐっ？！な、何だ？！」
咄嗟に【鋲突】で車のタイヤをパンクさせ発車を阻止した。
慌てる男達の声が聞こえる中、外からAの位置を把握し運転席へと移動する。
「何してんだよ！！早く走れって！！」
「やってるっつの！！
……クソっ！！何で動かねぇんだ？！」
──バリィィンッ！！！
「「 ？！ 」」
AFO「──返せ。」
ガラスを突き破り運転席にいる男の顔を掴んで引き摺り降ろす。
そのまま腹部を蹴り、男が気絶したところでもう1人に標的を移せば、仲間を捨て逃げていく後ろ姿が。
僕のAを誘拐しておきながら逃げるのか…。
──ドッ…、
「ぐぁっ…！」
【鋲突】で男の背中を突き刺し、気絶させる。
静かになったところで急いで車の中を覗くと、目隠しをされ、両手も縛られたAが横たわっていた。
僕はすぐに目隠しやテープ等を外し、殴られたのか…赤くなった頬を優しく撫でて抱き締める。
『せん、せぇ…！』
AFO「あぁAっ…！よかった…、間に合ってよかった…！」
『う"あぁぁっ！！ぜんぜっ…！ごわがっだぁぁっ！！』
AFO「ごめんね…、可愛い君を1人にした僕が悪かった。
もう大丈夫だからね。」
大泣きするAをより一層強く抱き締めた。
怖い思いをさせてしまった…。
これは僕の落ち度だ。
こんな可愛い子を1人にするべきではなかった。
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アマンダ - ミヤビさん» ありがとうございます！！！楽しみにしてますっ！ (11月7日 6時) (
レス) id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
ミヤビ(プロフ) - アマンダさん» アマンダ樣、リクエスト承りました。こちらではお話がいっぱいで載せられないので続編にて投稿いたします。完成まで少々お待ち下さい。 (11月3日 8時) (レス) id: 8b80540195 (このIDを非表示/違反報告)
アマンダ - 更新ほんとに嬉しいです！先生かっこいい、リクエストいいですか？鬼龍くんがテレビのスーツを見ていて(先生に似合いそうで)かっこいいって言って先生の誤解で嫉妬とか先生が嫉妬する系が…まぁ先生はいつも嫉妬してるんですけど…受け付けてなかったらすいません！ (11月3日 2時) (レス) @page50 id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！！タバコ吸ってる先生絶対カッコええ...鬼龍君も超可愛いです (11月2日 22時) (レス) id: 94da43d755 (このIDを非表示/違反報告)
消しゴム頭(イレイザー) - 死ぬほどかわいい…尊い… (10月15日 13時) (レス) @page46 id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤビ
| 作成日時：2023年2月22日 18時
