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グズグズと鼻を啜ってたら、車のエンジンがかかった音がした。
あぁ、もうダメだ。
もう先生に…、会えなくなっちゃうんだ……、
──ドンッッ！！！
『っ、』
「うぉっ？！」
「ぐっ？！な、何だ？！」
突然車に大きな衝撃が走り、車体が大きく揺れる。
ギュルルルル！とタイヤの滑る音がして、焦る男達の声も聞こえた。
「何してんだよ！！早く走れって！！」
「やってるっつの！！
……クソっ！！何で動かねぇんだ？！」
──バリィィンッ！！！
「「 ？！ 」」
AFO「──返せ。」
『！！』
先生の声…！
そう思った瞬間に、男達の叫び声が耳を刺した。
次第に車のエンジンも止まって周りが静かになると、誰かが僕の目隠しを外してくれる。
いきなり前が明るくなって、その眩しさに目をギュッとしつつゆっくりと瞼を開けば、大好きな先生の顔があった。
先生を見た途端に安心して思わず涙がポロポロ溢れる。
口のテープも、手足のロープも外してくれた先生が僕を抱き締めてくれた。
『せん、せぇ…！』
AFO「あぁAっ…！よかった…、間に合ってよかった…！」
『う"あぁぁっ！！ぜんぜっ…！ごわがっだぁぁっ！！』
AFO「ごめんね…、可愛い君を1人にした僕が悪かった。
もう大丈夫だからね。」
先生にしがみついて、いっぱいいっぱい泣いた。
先生の温もりと優しい匂いでだんだん落ち着いてきた頃に、先生は僕を抱えて「帰ろう。」とオデコにキスをした。
あの男達がどうなったのかわからない。
でも、僕にとってはそんなのはどうでもよかった。
家に帰っても、お互いに抱き締めあって離れることはなかった。
凄く怖かった…、
でも、先生がまた助けてくれた…、
あの日みたいに、また僕を助けてくれた…、
先生は僕のヒーローだ。
僕にとっての……、特別なヒーローだ。
その日から、あの事件が起こらないよう何をするにも常に一緒に行動することになった。
。
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アマンダ - ミヤビさん» ありがとうございます！！！楽しみにしてますっ！ (11月7日 6時) (
レス) id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
ミヤビ(プロフ) - アマンダさん» アマンダ樣、リクエスト承りました。こちらではお話がいっぱいで載せられないので続編にて投稿いたします。完成まで少々お待ち下さい。 (11月3日 8時) (レス) id: 8b80540195 (このIDを非表示/違反報告)
アマンダ - 更新ほんとに嬉しいです！先生かっこいい、リクエストいいですか？鬼龍くんがテレビのスーツを見ていて(先生に似合いそうで)かっこいいって言って先生の誤解で嫉妬とか先生が嫉妬する系が…まぁ先生はいつも嫉妬してるんですけど…受け付けてなかったらすいません！ (11月3日 2時) (レス) @page50 id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！！タバコ吸ってる先生絶対カッコええ...鬼龍君も超可愛いです (11月2日 22時) (レス) id: 94da43d755 (このIDを非表示/違反報告)
消しゴム頭(イレイザー) - 死ぬほどかわいい…尊い… (10月15日 13時) (レス) @page46 id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤビ
| 作成日時：2023年2月22日 18時
