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クロウリー「はぁ…、先ほど『騒ぎをおこすな』と言ったばかりのはずですが？
しかもグレート・セブンの石像を黒焦げにするなんて！よほど退学にさせられたいと見えます！」
？？「ちょっ！それは勘弁！」
クロウリー「ユウくんも、これではグリムくんを
監督しているとは言えませんよ！」
ユウ「ごめんなさい…」
(…………なんか、可哀想。)
ユウと呼ばれた生徒は２人を止めようとしたのに、お咎めを受けるなんて。
しょぼくれる彼に見てられなくなり学園長の元に歩くと、学園長は仮面奥の眼を見開かせてボクを見たあとニッコリと笑みを浮かべた。
クロウリー「おやAくん！どうしました？」
『あの…そのユウって子、悪くないですよ？』
クロウリー「え？」
『ボク、ちょっと離れたとこから見てましたけど、彼はちゃんと２人を止めようとしてました。
それに、見てたのに注意しなかったボクも悪いですし、煽っていた他の生徒も罰を受けるべきでは？』
クロウリー「え、や…ですが……」
『監督……だとかよくわかりませんが、彼はちゃんと校則を守って魔法を使わなかったですし、それでも罰するならボクも連帯責任として罰を受けます。』
ラギー「ちょちょちょちょっ！！？？何言ってるッスか！！？？」
『ラー君は先に行ってて。ボクは学園長から罰則受けなきゃいけないから。』
ラギー「は？！マジで言ってるッスか！？」
『うん。……ほらチャイム鳴るから早く。』
言い淀むラー君の背中を軽く押して手を振ると、渋々といった感じで校内に入っていくのを見送る。周りにいた他の生徒達はいつの間にか居なくなっていて、メインストリートに居るのは元凶２人と腕章がない新入生、学園長、そしてボク。
ボクは学園長に向き直り、仮面奥の眼を見つめた。
『…………で、罰則は？』
クロウリー「え？本当に貴方も受ける気ですか？！」
『勿論です。だから残ったんですよ。』
引き下がりませんからね、とぷくっと頬を膨らましながら言えば、動揺したように慌てる学園長。
彼もまた渋々といった感じで「仕方ありませんね…」と言葉を漏らした。
クロウリー「普通なら退学にしてますが、ここはAくんに免じて退学は無しにしてさしあげます。」
？？「マジ？！よっしゃ！！」
ハーツラビュルの寮生が退学免除にガッツポーズする。嬉しい気持ちはわかるけど、そんな大声で言わなくても……。
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ヒナミ - この作品の続きを見たかったのに、パスワードがあって見れなくて泣きました😢 (4月24日 14時) (
レス) @page50 id: ab2a65a3b2 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーまん - 公開ありがとうございます！待ってました！！🫶🫶 (11月13日 16時) (レス) id: 0fb8342324 (このIDを非表示/違反報告)
柊?(プロフ) - 公開ありがとうございます…！！ (10月15日 16時) (レス) id: dc2716d56c (このIDを非表示/違反報告)
藍 (あお)(プロフ) - すみません🙇♀️本作品のパスワードってなんでしょうか？教えていただけたら幸いです☺️ (6月18日 23時) (レス) id: feb7c5e100 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - いきなりすみません🙇出来たら全員のキャラに愛されたいです！（恋愛的に）あと落ちは出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです！無理せずに頑張ってくださいね！ (2023年1月7日 12時) (レス) @page9 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤビ
| 作成日時：2020年5月28日 15時
