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入った途端昼間の心地よい暖かさが残ってたみたいで、毛布にくるまれたみたいに暖かくて一気に眠気が増した。
『お日様ダーイブっ!!……………………ん?』
ベッドに埃が立つんじゃないかというくらいに飛び込むと何やら大きな物が当たる感じがした。
何だろう?と恐る恐るクンクンと匂いを嗅ぐと同時にガバッ!と布団の中に引き摺り込まれてギュウッと抱き締められた。
サバナクローでこんなことするのはこの人しかいない。
『むぅ……レオナさんっ!またボクのベッドに入ってる!!』
レオナ「俺が何処にいようが別にいいだろうが。」
ボクがムッとすると何が楽しいのか、膨れた頬をつついてきてクックッと喉を鳴らして笑う寮長のレオナさん。
ボク達に仕事を押し付けて自分はいち早く寝ようとしてたなんて!!
イライラしてきてレオナさんを叩くと「うぜぇ」と言われながらまた引っ張られて腕の中に閉じ込められた。
レオナ「大人しく寝てろ……」
レオナさんからお日様の匂いと暖かい体温を感じて次第に瞼が重たくなってくる。
あぁもう……レオナさんがベッドにいるとかどうでもいいや〜〜……
『……………おやすみなさい…レオナさん……』
暖かくて心地よくなって我慢できなくて瞼を閉じた。意識がふわふわしてきたと同時に感じた額に柔らかい感触。
レオナさん…今何したんだろ……?
──………ま、…いっか。
ボクの意識は夢の中に溶けていった。
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おまけ
ラギー「酷いッスよレオナさんっ!」
レオナ「うるせぇ、チワワみてぇにキャンキャン騒ぐな。」
ラギー「言える立場ッスか!?オレに仕事押し付けて何処に行ったかと思えばAと仲良く寝てるとか……っ!!」
レオナ「当の本人が嫌がってねぇんだから構わねぇだろ。………羨ましいか?」
ラギー「あ、当たり前じゃないッスか!!
オレだってAと添い寝したいッス!!」
レオナ「すりゃあいいじゃねぇか。」
ラギー「出来ないから言ってるんだってば!!!Aと添い寝出来るのはレオナさんかトレイン先生の猫くらいッスよ!!!」
レオナ「だろうな。まぁ、させるワケねぇけどな。」
ラギー「あ"ぁぁぁっ!!ムカつくっ!!
Aっ!!早く起きろーーっっ!!!」
『うにゃあ〜……ちゅ〜る…ちゅ〜る……』
「「ちゅ〜る?(可愛い…)」」
結局、Aが起きたのは夜中の2時だった。
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ヒナミ - この作品の続きを見たかったのに、パスワードがあって見れなくて泣きました😢 (4月24日 14時) (レス) @page50 id: ab2a65a3b2 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーまん - 公開ありがとうございます!待ってました!!🫶🫶 (11月13日 16時) (レス) id: 0fb8342324 (このIDを非表示/違反報告)
柊?(プロフ) - 公開ありがとうございます…!! (10月15日 16時) (レス) id: dc2716d56c (このIDを非表示/違反報告)
藍 (あお)(プロフ) - すみません🙇♀️本作品のパスワードってなんでしょうか?教えていただけたら幸いです☺️ (6月18日 23時) (レス) id: feb7c5e100 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - いきなりすみません🙇出来たら全員のキャラに愛されたいです!(恋愛的に)あと落ちは出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです!無理せずに頑張ってくださいね! (2023年1月7日 12時) (レス) @page9 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミヤビ | 作成日時:2020年5月28日 15時