19. ページ20
.
『ボクはサバナクロー寮だけど、ボクみたいなこういう耳と尻尾がある人達が集まってるんだ。あと体育会系っていうか、スポーツが得意な寮って感じかな?
……ほら、彼処の席にいる難いの良い彼もサバナクロー寮だよ。』
ユウ「マッチョがイヌミミカチューシャとは斬新な……」
『ぶふっ!……ふ、ふふ…彼はジャック・ハウル君っ…君達と同じ1年生だよ…くっ、──っ、……ふぅ…、因みにサバナクロー寮は黄色と黒の腕章が特徴だから覚えといてね。』
ユウ君が面白いこと言うから笑いこらえるの大変だったじゃないか。ジャック君が聞いてたら毛逆立てて怒ってたよ。
後はこの場にいる勉学を得意とするオクタヴィネルとスカラビア、魔法薬学や呪術を得意とするポムフィオーレの特徴を順番に教えて、この場にいないイグニハイドは……まぁ後日会うだろうということで後回し。
残りは……
『ディアソムニア寮は黄緑と黒の腕章をしてて、ちょっとダークで不思議なイメージ。
でも皆優しいから怖がらなくても大丈夫だよ。』
ケイト「いやいやそれはAちゃんだけだよ。
超セレブっていうか、俺達庶民が話しかけづらいオーラ放ちまくりなんだよね〜……寮長からして近寄りがたさMAXっていうか……」
『え?マレウスさん凄く優しいですよ?』
ケイト「だからそれはAちゃんだからだってば。」
苦笑いしながらボクの頭を撫でるケイト先輩。
食堂の奥の席に丁度いたディアソムニア寮についてトレイ先輩がエース君達に教えてたら、頭上から香水の香りがしてきて顔を上げると、幼い顔つきのリリア先輩が逆さになってこっちを見ていた。
突然のリリア先輩の登場にボク以外の皆が飛び退いて驚いた。
『あ!リリア先輩だ〜!』
リリア「うむ。A、久しいな。……どうだ?ディアソムニア寮に転寮する気にはなったか?」
『うーん……嬉しいお誘いですけど…ボク、サバナクローの方が落ち着くので〜』
リリア「そうか……それは残念……だが、Aだけじゃなくお主らも気軽に話しかけに来ればよかろう。同じ学園に通う学友ではないか。
我がディアソムニア寮は、いつでもお前達を歓迎するぞ。」
リリア先輩がニコッと可愛く笑う。
本当にトレイ先輩達と同じ3年生かと思うくらいの笑顔に『可愛いなぁ〜』って見てたら、リリア先輩はボクの頭を一撫でして元の場所に戻っていった。
。
1377人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヒナミ - この作品の続きを見たかったのに、パスワードがあって見れなくて泣きました😢 (4月24日 14時) (レス) @page50 id: ab2a65a3b2 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーまん - 公開ありがとうございます!待ってました!!🫶🫶 (11月13日 16時) (レス) id: 0fb8342324 (このIDを非表示/違反報告)
柊?(プロフ) - 公開ありがとうございます…!! (10月15日 16時) (レス) id: dc2716d56c (このIDを非表示/違反報告)
藍 (あお)(プロフ) - すみません🙇♀️本作品のパスワードってなんでしょうか?教えていただけたら幸いです☺️ (6月18日 23時) (レス) id: feb7c5e100 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - いきなりすみません🙇出来たら全員のキャラに愛されたいです!(恋愛的に)あと落ちは出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです!無理せずに頑張ってくださいね! (2023年1月7日 12時) (レス) @page9 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ミヤビ | 作成日時:2020年5月28日 15時