喰種の彼女は異能の地へ迷い込んだようです。

珈琲十二杯目。 ページ15

夢主side


鍵｢では今の皆さんのお考えをお聞かせ願いますか？｣


口々に事件の犯人像を語りだす

それを聞いた鍵守は唯静かに笑っていた



国｢笑う要素など一つもないぞ！｣

鍵｢いや、失礼しました。どれも犯人とは程遠いいものだったので、つい。まぁ、女性…というのは正解です。｣

森｢…その口ぶりだと犯人を知っているみたいだね。｣

鍵｢貴方達よりは知っていますよ。端的に申し上げますと、犯人は女の単独犯行です。｣


ﾁｯ やっぱり私のこと知っていたか


中｢おい待て！女一人で腹を掻っ捌くなんて出来るわけねぇだろ、しかも短時間で！｣

鍵「それが彼女の狙いですよ、最近まで女と分かりませんでしたが彼女の手下が口を割りましてね。｣



どいつが口を割ったか後で調べる必要がありそうだ


喰い殺してやる


江｢で、その女の名前は？｣

鍵｢正確には分かりませんが我々は“ハートレス”と呼んでいます。文字通り被害者は全員心臓がないので。｣

敦｢ハートレス…じゃあ顔は分かるんですか？｣

鍵｢えぇ、それは…｣


そういうと鍵守は私の方に近づいて


鍵｢私の知る限り彼女にとてもよく似ています。｣


！？顔まで割れていたのか！




貴『ｸｽｯ 一つお聞きしても？』

鍵｢はい、何でしょう？｣

貴『口を割った阿呆は今どこに？ﾆｺｯ』

鍵｢とある部屋で捕らえています。｣

貴『そうですか…ならその阿呆にこう伝えて下さい。』

貴『｢喰い殺してやる｣と。ﾆｺｯ』

鍵｢分かりました、それでこれから貴女はどうするんですか？居場所は無くなりましたよ？｣

貴『まさかあの鍵守がここにいるとは思いませんでしたけど。まあ、顔がバレたならやる事は一つ…。』

鍵｢やはり貴女をSSSレートにしておいて良かった。｣




私は羽赫と燐赫の赫子を出した


貴『さてと食事をしますか。』

太｢雪音ちゃん、なんだいそれは…。｣

貴『…。』


無言で羽赫の一部を探偵社とポートマフィアに飛ばす


貴『さてと鍵守さん、決着をつけましょうか。』

鍵｢…望むところです！｣



彼はクインケを二つ取り出し応戦する



喫茶店は私の赫子とクインケのぶつかった衝撃で一瞬にして破壊された


テーブルを薙ぎ倒し、その衝撃で壁は破壊され、窓ガラスは粉々になった



あぁ、久々に骨のある奴と戦えた


しかし私の後ろから太宰が私に触れてきた


太｢これで終わりだ。｣


あ、面白いこと思い付いちゃった♡

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