喰種の彼女は異能の地へ迷い込んだようです。

珈琲十三杯目。 ページ16

夢主side


太宰に触れられ赫子をわざとしまう


太｢良かったこれで被害も少な…く…？！｣

国｢太宰！｣

貴『ｸｽｯ さて鍵守さん、続けましょう？』

鍵｢いえ、お遊びはこれで終わりです。取り引き、しませんか？｣

貴『嫌よ、せっかく盛り上がってきたじゃない。』

鍵｢今ここで取り引きしたら世界が崩壊していく様が見られますよ。｣

貴『！へぇ、面白いこと言うわね。具体的には？』

鍵｢鳥籠が壊れゆく様とでも形容しましょうかね。｣

貴『！ふふふ、ハハハハ！それはなんと素敵な事でしょうね。いいわ、取引に乗ってあげる。何が欲しいの？』

鍵｢大食いについての情報が知りたい。｣

貴『いいわ、この次会うときにここで会いましょう。』


静かに赫子をしまった


そして何事もなかったかのように動き出す

鍵｢では、また。…その前に一つ言い忘れてました、ハトは他にも数人いますよ。｣

貴『あら素敵♡ えぇ、楽しみにしてるわ。』


鍵守は出ていった
ふふっ、ハトを探す楽しみが増えた


どうやっていたぶり殺そうかしら



敦｢あ、あの雪音さん…？｣

貴『どうしたの？』

国｢何者だ貴様。｣

貴『さあね。』

国｢何者かと聞いている！連続殺人の犯人はお前か！｣

貴『あら、証拠も無いのに決めつけ？』

中｢さっきの野郎が言ってただろう！｣

貴『あくまで“私に似ている”と言っただけで私とは言ってないわ。』



貴『それにしても喫茶店が散らかってしまいましたね、片付けましょう？』

森｢君のさっきの姿はなんだい？｣

貴『一体何でしょうね。探偵社の皆さん、私の戸籍は消されますかね？』

江｢君には記憶がある、それに君には必要ないだろう？｣

貴『そうですか、じゃあ！戸籍が消えたら私をポートマフィアで働かせてくれませんか？』

全｢！？｣

貴『命令なら誰でも殺しますよ？うふふふ♡探偵社が私を手放すならポートマフィアに移動するって言うのもまた一興。』

森｢私は歓迎するよ。｣

貴『あら、じゃあもう決まりかしら？』


そう言って探偵社の方を見る


国｢ｸｯ 仕方あるまい、お前はまだ探偵社だ。だか、探偵社を傷つけるものなら総動員でお前を捕らえる。｣

貴『じゃあ私はまだ探偵社の配下って事ね、ごめんなさい、森さん。』

森｢君が来たくなったらいつでも来ると良い。さて、中原くん、私達はそろそろお暇しようか。｣

中｢はい、首領。｣


二人は喫茶店をあとにした


さて、私はハト探しでもしましょうかね

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