喰種の彼女は異能の地へ迷い込んだようです。

珈琲二十二杯目。 ページ27

夢主side


江｢結果から言うと今はポートマフィアの拷問部屋にいるよ、…早くしないと死ぬかも。｣

貴『分かったわ、太宰治。ポートマフィアの拷問部屋はどこ？地図があれば…此奴と乗り込むから。』

太｢正気かい？…｣

貴『良いから早く。じゃないと…喰べるわよ？』

鍵｢こちらからもお願いします。｣

太｢分かった…。｣

貴『ありがとう。』



太宰は急いで地図を書くとそれは意外と詳しく書かれていた


貴『この場所ね、行きますよ…特等？』

鍵｢分かりました、"心臓喰い"さん？｣

貴『ﾁｯ それじゃバイバイ。』


私は姿を変えた


まるで鷹のような


貴『行くぞ。』


…


ポートマフィアにはすぐに着いた


そしてそのまま突っ込んだ


中｢っ！おい！なんだこの化け物は！！銃で撃て！｣

貴『無駄よ、鍵守、連れてこい。』

鍵｢分かりました。｣

貴『さてと、私と遊びましょう♡』


鍵守が例の男を捜している間に私は殆どのマフィアを殺した


そろそろ頃合かしら？


貴『ふぅ…残ったのは数人？骨が無いのね。』

中｢お前…！あの時の？！｣

貴『えぇ、お久しぶり。』

芥｢貴様何者だ！｣

貴『私は“化け物”よ、それも“人を喰べるね”？』


私は嗤いながら死んだ男の腕の肉を喰べて見せた


貴『これで信じて貰えたかしら？ちなみに言うと銃やナイフの類は効かないわ。』

中｢何が目的だ？｣

鍵｢見つけましたよ。｣

貴『彼。さて、私達を元の世界へ戻してくれるかしら？』

中｢川端の事か！｣

川｢ﾊｯ 素直に“はい”なんて言う訳ねぇーだ…｣


ﾊﾞｷｯ
右腕を折ってやった

貴『あら、勘違いさせてごめんなさい。帰さないならまず貴方から死んでいくのよ？』

川｢い゛だい゛、｣

貴『痛いでしょう？私達を戻してくれるのならここから出してあげてもいいわ。』

尾｢何事じゃ！中也…お前さんは…。｣

貴『ご機嫌よう、此奴貰っていくわ。もちろん貴方達の意見なんて聞かないげど。それで、お前はどうする？』

川｢…。｣

貴『…そう。』


ﾊﾞｷｯ

今度は左足


鍵｢…殺さないようにして下さいね。貴方のようにすぐ再生しないのですから。｣

貴『忘れてたわ、じゃあ次はどこを折ろうかしら。』

川｢ﾋｯ 助けて下さい！ 戻しますから！｣

貴『最初からそういえば良いのよ。鍵守行くわよ、お前は川端を担ぎなさい。』

鍵｢ハートレスさんは人使い荒いんですから。｣

中｢おい、待て｣



チビ帽子の事を無視して拷問部屋から飛び出した

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