続き ページ3
数時間後。
Aは中也の執務室の前に居た。
パーティーの準備も整った為 彼を呼びに行く役を
皆から任されたからである。
大きく息を吸って、そして吐く。
彼は喜んで呉れるだろうか。其れとも迷惑な行為だっただろうか。
何時もは 楽々と開けることが出来ていた目の前にある扉。其れを前にしたAの
感情は可也 荒れていた。だが。
「如何したンだよ。先刻から…早く入れよ」
執務室の中から聞こえた彼の優しい声にAはビクリと
肩を震わせた。
小さく「う…うん」と返事をしたあとに、最後に1度だけ
ゆっくり深呼吸をすると。
「じゃあ…えっと、…入るよ?」
ガチャリと少し古びた扉を開けた。
扉の向こうには此方を見て微笑んでいる中也の姿があった。
書類整理をしていたらしく執務机に上には書類の山が。Aは彼の側に駆け寄った。
「ん…可愛い奴」
「え⁉
わっ…ちょ、中也…‼」
「小動物みてえ…」
すると何時ものように中也から抱き締められるとキスを唇にされた。
Aは いきなりのことに思考が停止する。
中也は笑った。
「癒しだ…」
このままでは拉致があかない。そう思ったA。
勇気を振り絞って彼の名前を呼んだ。
「ちゅ…中也…」
「んー?」
「あの、さ…御疲れの時に悪いんだけど…少し…着いて来て欲しい所が、あるの…
えっと…だから…」
「嗚呼。判った…何処に着いて来て欲しいンだ?」
中也はAの髪の毛を弄り乍ら問うた。
「え、えっとね…! 其れは着いてからの…! 御楽しみ…‼」
「そっか。じゃあ行こうぜ」
「うん…‼ 此方‼」
其の後。
中也はAが計画した誕生日パーティーを目の前にして
歓喜の涙を流した。本人曰く「最高の誕生日パーティーだった」という。
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天津川 愛梨(プロフ) - ビスマス.Biさん» ありがとうございます…！皆様のコメント、めっちゃ嬉しくて泣きそうになりながら読んでます。来週か再来週あたりまでには頑張って再開できるように、今ちょっとあるネッ友に相談に乗って貰っておりますので…はい、頑張ります…！ (2018年5月13日 13時) (
レス) id: 79151c8825 (このIDを非表示/違反報告)
ビスマス.Bi(プロフ) - コメント返信ありがとうございます！休業気負わずにしてください！！これくらいの年齢だと心身ともに負担がとてもかかるので休めるうちに休んでください。かくいう私も経験者ですが。私は閲覧者の一人として逃げも隠れもいたしませんのでプライベート頑張ってください！ (2018年5月12日 23時) (レス) id: 3b22b6b168 (このIDを非表示/違反報告)
天津川 愛梨(プロフ) - 酒夜月さん» うん！又長くなるから、今日か明日か明後日か…(笑) まあ成る可く頑張る！楽しみにしといてw (2018年5月5日 21時) (レス) id: 79151c8825 (このIDを非表示/違反報告)
酒夜月(プロフ) - 天津川 愛梨さん» やった！有難う(*´▽｀*)楽しみにしてるね(^^) (2018年5月5日 16時) (レス) id: 5d4c43be81 (このIDを非表示/違反報告)
天津川 愛梨(プロフ) - ビスマス.Biさん» 勿論良いですよ！了解です！酒夜月のあとになるので遅くはなりますが、気長にお待ちください！リクエスト有り難う御座います！ (2018年5月4日 21時) (レス) id: 79151c8825 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天津川 愛梨 | 作成日時：2018年4月29日 18時
