五条悟に100万回殺’された女

38話 ページ38

「アイス乗ってんじゃん！」

A「テンション上がるでしょ？褒め称えろ私を」



おふざけもほどほどに自分も席に座り、2人で「いただきます」と手を合わせ食べ始める。





A「美味しい？」


五条にそう問いかけると「ん、」と短い返事が返ってくる。




その曖昧な返事にどっちだよ、と声が出そうになったが、不味かったら文句を言う五条のことだ、何も言わないあたり不味くはないのだろうと安心する。



次々とトーストを口に運んでいく五条を見ていると本当に育ちがいいんだなと感心する


何というか、口に食べ物を運んでいくまでのしぐさが綺麗というか、流石五条家のお坊ちゃんという感じだ。








「何見てんだよ、えっち」

A「ッん"！はぁ！？いや、いや、違うから！！」




思わず飲んでいた珈琲を吹きかけそうになった、危ない、危ない。



ゴホゴホと咳き込む私を五条はニヤニヤしながら楽しそうに見つめている

この野郎、お前の顔面に珈琲ぶちまけてやろうか

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