アニメ『日常』でボカロ曲！！

もうすぐクリスマスだぜ!!企画!!　日常メンバーでジングルベル!! ページ10

クリスマス会当日。みおの胸が跳ね上がっていた。

何しろ全員の服装はサンタ服だし(もちろんみおも)、なんといってもホワイトクリスマスだし。

学校の外には出店が立ち並び、みおの手がけたツリーがある。雪が被ってなんとも綺麗だ。
校舎内には同じように店とかがある。体育館ではライブやらお笑い劇場がやっている。

みおはゆっこと麻衣と共に、そこらへんをぶらぶらしていた。

「やっぱみおちゃんの手がけたツリーは綺麗だね〜!」
「ちょ、からかわないでよ!!」
「………綺麗」

サンタ服のみんなはみおの手がけたツリーは見ていく。
恥ずかしながらも、みおは嬉しかった。
「クリスマス」という単語え腐った妄想もしていたのだが。

「もうそろそろプレゼント交換始まるよ!!行こ!」

みおたちは校舎内に入った。

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校舎の中はジングルベルの曲が止むことなく流れている。

「ジングルべ〜ジングルべ〜すーずーがーなーるー♪」

ゆっこは歌を口ずさんでいた。ご機嫌そうだ。

―――ジングルベル ジングルベル 鈴がなる………

みおの頭の中でも曲が流れていた。

途中、射的の店があったので並ぶことにした。

入った途端クラッカーの音が目の前でなった。

「おめでとうございます!!あなたがこの店の100人目のお客様です!!」

嬉しいというわけではないが、気合いが入った。
ふと、店主らしき人の目がいった。

「立花先輩!?」
「みおちゃん!?」

まさかこの人が店を開くなんて―――いや、薄々わかっていたけど。射的だし。

「1回200円よ!!弾の数はたったの1個!!さ、バンバン撃って!!」

ゆっこ、みお、麻衣は銃を構えて、ほしい品を睨んだ。
一番初めに銃を撃ったのは麻衣だ。なんと、一発でその品を落とした。

「すごい!どこかで射撃習ってたの?」

というみさとの声が遠くで聞こえる。みおは集中していた。
そして、バンという銃声と共に体が後ろにつんのめった。すぐに体を起こす。

そこには床に落ちている漫画原稿用紙があった。

「やったあぁぁぁぁぁ!!」

原稿用紙を拾ってゆっこの前に持っていった。

「見てみて!!私撃てたよ!!」

「あはは………残念ながら私もうゲットしちゃってたんだよね〜」

ゆっこは有名作家の詩集を前に掲げた。

みお、石になる。

「まあ、撃てただけでもすごいから!!ありがとうね!!」

みおたちは店を後にした。

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