私の願い

THE　TEACHER ページ5

どうして?どうして?

弾きたくない。頭が痛い。目の前がふらふらしてきた。

美鈴「Aっ!!大丈夫??」
A「うん・・・平気」
美鈴「平気なわけない」
A「大丈夫だよ」
美鈴「先生のところへ行こう」
A「?」
A「どうして」
美鈴「辞退しよっ。私はAに苦しんでほしくない。Aは弾きたくないんでしょ。」

私は、もうろうとしている頭で美鈴と一緒に職員室に向かった。

バン!!!!!!!

美鈴「金澤先生はいますか??」

先生たちがびっくりして私達を見てる。当たり前、一年生でこんな乱暴な開け方する人なんかいない。

○○「おまえら、何の用だ?」
そう声が聞こえた。あきらかに、めんどくさそうな声だ。
美鈴が切れるのが聞こえた気がした。
A(やば・・・(汗)
パシッ。美鈴が先生の机をたたく。
美鈴「何の用だ。じゃありませんよ!!どうして、Aが学内コンクール出場者なんですか！！」
金澤「しらないな。そして、興味もなし。さぁ、さっさと帰れ。集合時間は放課後であって、しかもおまえは関係ない。部外者。」
美鈴「なんですって〜!!!」
A「美鈴、いいよ。後で私から話すから」
美鈴「いいの??」
A「うん」
金澤「さぁ、さっさと、か、え、れ!!!!!!」

二人「失礼しました。」

・・・・・・・・・・・・・・

美鈴「何!!あの態度、信じらんない!!!!!!!!」
美鈴「サイテ――」

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