THE IRONY OF FATE ページ4
お昼の時間、私はいつものように、友達と笑って食事をしていた。
美鈴「A、今日も寝坊?」
A「今日もって何よ〜」
美鈴「え〜いつもぎりぎりじゃない」
A「違うもん」
美鈴「ごめんごめん(-_-;)」
「ピ―――」
「今から、校内放送を行います。」
「えー今年度、校内音楽コンクールが開かれることになりました。」
美鈴「うそっ」
校内音楽コンクール、それは不定期で開かれる、学校をあげた音楽コンクール。まぁ、音楽科がほとんどだから、私達普通科には関係ない。
おっと、説明しておこう。
私が通っている「星奏学院」は音楽科と普通科に分かれてる。つまり、校内音楽コンクールは音楽科の生徒にとっては一大チャンスであり、ビッグイベントなわけだ。でも、普通科の私達生徒にとっては、単に素晴らしい音楽が「タダ」で聞けると言う事以外メリットはない。もちろん、普通科の生徒も出れるが、星奏学院創立以来そんなことはあったためがない。普通に考えても、そうだろう。
「今から、出場者の名前を言います。呼ばれた生徒は今日のお昼に音楽科の3年B組に来てください。まず、音楽科3年B組。フルート専攻。柚木 梓馬。」
美鈴A「当然だよね〜」
「次に音楽科3年B組。トランペット専攻。火原 和樹」
A「この前、バスケやってた人だ(多分)」
美鈴「うそ〜だって、音楽を弾く人でしょ」
A「美鈴、違うよ。火原先輩は吹く人だよww」
美鈴「そっかww」
「次に 音楽科2年A組。ヴァイオリン専攻。月森 蓮、音楽科1年A組。チェロ専攻。志水 桂一」
A「志水??どっかで聞いたことあるよ〜な」
「そして、音楽科1年B組。クラリネット専攻。冬海 笙子」
「音楽は以上です」
全員「?????????」
「次に普通科」
全員「!!!!!!!!」
「普通科2年5組。土浦 梁太郎」
全員「すごっ!!!」
「最後に普通科1年2組。日野A」
美鈴「はぁ!!!!!????」
Aのクラス「…………は?」
A「うそっ」
どうして?私は選ばれるの?なんで?
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レイ(プロフ) - おもしろかったです!!更新楽しみにしていますね^_^ (2014年4月7日 15時) (レス) id: 15d96d1ac3 (このIDを非表示/違反報告)
朱音(プロフ) - 面白いです!!更新頑張ってください(o^∇^o)ノ (2013年11月2日 14時) (レス) id: bdd4c9293b (このIDを非表示/違反報告)
ねこうさぎ(プロフ) - 面白かったです。更新頑張ってくださいΣd(゚∀゚d) (2013年8月14日 23時) (レス) id: c7e2eedbd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:LALA | 作成日時:2013年6月2日 10時