オムライス ページ11
「無理しなくて良いよ」
もしかして小食の方かなとは思っていたけど、オムライスを半分過ぎた辺りから、どんどんスプーンのスピードが落ちていった
けど、手を止めようとせず
でも一口が小さいから一向に減る気配もなく(笑)
「俺もオムライス食べてみたい。少し頂戴」
とうに日替わりランチは食べ終わり、コーヒータイムに入ってたけど、さとし君の腕をちょんちょんして
「あ」と口を開けると
さとし君の目が輝いた(笑)
「小ちゃいよ(笑)」
掬ってくれようとしてる量が、さとし君サイズ
同じく見てたじゅんが笑って俺に新しいスプーンを手渡してくれる
「張り切り過ぎたかな」
そう言って笑うじゅんの言葉を聞きながら、山盛りに盛ったスプーンを口に入れる
「お！上手い」
「どうも(笑)」
四回ほどそれを繰り返し、残りはさとし君が持つスプーンだけとなった
「有難う、ご馳走様・・
え！？御免！もうちょっと食べたかった？」
空になった皿と、スプーンの上に残るオムライス
それを交互に見たさとし君が、明らかにしょんぼりしてしまった
「じゅん！子供サイズでもう一回作ってきて・・」
「しょうさん、もう一回口開けてあげたら？」
慌てふためく俺に、じゅんが優しい声を出すから
席から立ち上がってワタワタしてた俺も
あー、そっちか
と気付いた
俺の方から口開けたのに
食べずに放っておかれてた一口サイズのオムライス
「さとし君、それも頂戴」
席に座って口を開けてみる
「！・・・・//」
そこで照れられると、俺も照れるからやめてほしい笑
ゆっくり運ばれた最後の一口
(何でゆっくり？じゅん笑うな)
それでも君が嬉しそうに笑うから
「ご馳走様。ありがとう」
俺も釣られて笑うんだ
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かおる(プロフ) - じゅーくろーさん» 此方こそ、いつも有り難う御座います。返信が遅くなり申し訳ありませんでした。新作、出したので、又お暇な時があれば、お越し下さい。本当に、いつも有り難う御座います。 (2020年8月9日 13時) (
レス) id: 17862cad9e (このIDを非表示/違反報告)
じゅーくろー(プロフ) - さとしくんが幸せになって良かった。大団円ですね。じゅんくんの存在が偉大すぎる！(笑)教育的指導出来るのは、彼しかいない。しょうとまーは、さとしの可愛さに溶けちゃってますもんね。ニノさんも幸せ掴んで欲しいな。ありがとうございました。 (2020年7月22日 0時) (レス) id: 26990fcaa5 (このIDを非表示/違反報告)
かおる(プロフ) - じゅーくろーさん» 関係は、難しいですね。でもかずは、暴力は決して振るいませんでした。幼き日に、力で捻じ伏せられた。それと同じ行為は決してするものかと。でも、守られなかった自分もいる訳で、色々な葛藤、後悔、それでも…。だから、彼はさとしと離れる事で進めた。そんな彼でした (2020年7月18日 13時) (レス) id: 17862cad9e (このIDを非表示/違反報告)
かおる(プロフ) - masaoさん» 有難う御座います(*´ω｀*)一人でも良かったけど、もう一人のしょう君に出張って貰いました。理解して連れ添ってくれる人がいる。なんで、彼はこれから心穏やかに過ごせられるかと。 (2020年7月18日 13時) (レス) id: 17862cad9e (このIDを非表示/違反報告)
じゅーくろー(プロフ) - かずとは、一体どんな関係だったのか気になります。番外編楽しみです。いつも更新ありがとうございます。 (2020年7月17日 23時) (レス) id: 26990fcaa5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かおる | 作成日時：2020年6月30日 1時
