転生トリップしたら、超チートすぎてヤバイです! （家庭教師ヒットマンREBORN！）

標的43 ページ47

家「XANXUS、お前の部下は門外顧問であるこの俺に剣を向けるのか」

ツ「と…父さん…何言ってんの…？」

了「なんて殺気だあの二人…」

ス「今さら口出しすんじゃねえぞ、家光!! 逃げ回るしかない腰抜けが‼」
バ「なにを！」

家「待てバジル。

俺は逃げていたんじゃない。 9代目からの回答を待っていたのだ。

俺は近頃のお前達のやり方とそれを容認している9代目に疑問を持ってな。

9代目に異議申し立ての質問状を送っていたんだ。
そしてコレがその回答… 9代目からの勅命だ」


ツ「何の話かさっぱりわかんないよ〜。 何で父さんがそんなことを…」

リ「門外顧問… それが家光のボンゴレでの役職だ。

ボンゴレであって、ボンゴレでないもの。

普段は部外者でありながら、ファミリーの非常時となれば、ボスに次ぐ権限を発動できる実質のNo.2だ」

ツ「と…父さんがNo.2!?」

リ「そして門外顧問は後継者選びにおいてボスと対等の決定権を持つ。

つまりボンゴレリングの半分であるハーフボンゴレリングを自分の選んだ後継者に授けられる権利を持つんだ」

ツ「リングの半分？」


リ「言わなかったか？

7種類あるハーフボンゴレリングはそれだけではただのカケラにすぎないんだ。

対となる2つが揃って、初めて後継者の証のボンゴレリングになるんだぞ。
(渚は特別だけどな…)」

ツ「それでこんな変な形なんだ」


リ「逆に言えば2つ揃わなければ後継者にはなれねーんだ。

ボスと門外顧問が別々の後継者を選ぶなんて、滅多にないけどな」


バ「沢田殿これが9代目からの勅命です」
ツ「ちょくめい…？」

紙に死ぬ気の炎が灯っていた


ツ「死ぬ気の炎⁉」

？4「それは9代目の死炎印。 間違いない、勅命だね」


ツ「イタリア語で読めないよ〜。 一体なんて書いてあるの？」

家「フフッ

要約するとこう書いてある。

[今まで自分は後継者にふさわしいのは、家光の息子・沢田綱吉だと考えてそのように仕向けてきた。

だが最近、死期が近いせいか、私の直感は冴えわたり、他によりふさわしい後継者をみつけるに至った。


我が息子、XANXUSである。

彼こそが真の10代目にふさわしい]」


ツ「なぁっ!? あの人9代目の息子!?」



家「[だかこの変更に不服な者もいるだろう。

現に家光はXANXUSへのリングの継承を拒んだ]」


ツ「(な…なんで父さん拒むんだよ！ あの人達にあげればいいのに〜！)」

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