１８ 想いの測り方 ページ18
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真希「…で？」
戻ってきた後すぐに
真希に呼ばれて
購買で買った紙パックのジュースを片手に
中庭で休憩していた
「…でってなに。笑」
真希「手ぐらい繋ぐでしょ？」
「…手っ！？！？」
真希「繋いだのか。」
「なんでその流れで手繋ぐのよっ！」
真希「二宮くん、絶対Aの事気になってると思うんだけどな…」
「それはないよ、二宮くんは人を冷静に見てる。」
真希「それはわかるけど。笑」
「冷静というか、とても冷ややかに。笑」
真希「一歩引いてみてる感じあるよね」
二宮くんを分析出来るまで
近くなった存在になれた事だけで嬉しかった
りこ「…Aちゃん。」
休憩中の私達に
河合さんが話しかけてきた
「あ、河合さん。ごめん、今戻るねっ！」
りこ「いや、そうじゃなくて」
「………？」
真希「Aになんか用事？」
少しだけ戦闘態勢の真希。
りこ「Aちゃん、二宮くんの事好きなの？」
「えっ……えっと、」
真希「だったら、なんなの？」
「ま、真希…」
りこ「私ね、二宮くんに後夜祭の時、告白するって決めてるの」
「そ…そうなんだ…」
前に言ってたこと、本当に実行するんだ…
真希「なんでわざわざそれをAに言う訳？」
りこ「私、自信あるから。上手く行ったらごめんね？って先に伝えておこうと思って」
すごい自信満々で彼女は話す
「頑張って…下さい。」
りこ「あははっ、何それ！私の方が自信あるって言い方だよね？」
「そう言う意味じゃない…」
りこ「仲良いみたいだったから、ちょっと心配になったけど…その感じじゃその程度なのね、Aちゃんの気持ちって」
じゃ、先戻るね！って
言いたいこと全部言ったのか
河合さんは帰っていった
真希「…何あれ。本当性格わるっ」
「可愛いもん、そりゃ自信あるよね」
真希「誰がどう見ても、あの性格は可愛くないでしょ。」
そう言って真希は苦笑した
–––––ねぇ、神様
どうやったら人の気持ちを
測れるのでしょうか
《その程度なのね、Aちゃんの気持ちって》
想いの重さ？
想ってきた時間の長さ？
想う人との距離？
どれを取っても
きっと私と二宮くんは
まだまだ足りなくって
でも想いは膨らんでいくばかりで
どうしたら
こんなにも好きだって
伝えること出来るだろう
側にいるだけで、伝わらないかな…
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K3104*(プロフ) - とも様 ありがとうございます(*^^*)第２章でも感想お待ちしてますね(*^^*) (2015年6月7日 17時) (
レス) id: 1884f81016 (このIDを非表示/違反報告)
とも - 早く続きが読みたいです！とても面白いです(*^^*) (2015年6月4日 22時) (レス) id: 2c3c569132 (このIDを非表示/違反報告)
K3104*(プロフ) - まゆみんさん、コメントありがとうございます(*^^*)結ばれちゃいましたよ！！！高校生活いいなぁーって言っていただける方が多くて、自分で思ったより長く書いちゃいました笑 まだまだ続きますので宜しければお読みくださいな＼(^o^)／ (2015年5月26日 18時) (レス) id: 1884f81016 (このIDを非表示/違反報告)
まゆみん(プロフ) - 読みながら、こんな高校生活いいなぁ、二宮くんと過ごしたいなぁってドキドキしてます！早く結ばれて(；д；) (2015年5月24日 21時) (レス) id: 83ceefc871 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：K3104* | 作成日時：2015年5月20日 1時
