１４ 居眠りの場所 ページ14
・
・
バタバタと過ごしていった
学祭準備期間。
そしてなぜかその途中で
体育祭もやってしまおう！という
行事を凝縮する高校の夏。
この２大行事が終わったら
中間考査があって夏休みだ
学祭より先に迎えた体育祭の途中
相葉「ねぇねぇ、ニノ見なかった？」
真希と２人で次のバスケの試合を応援しようと移動している時のこと
相葉くんに突然話しかけられた
「え？…わかんないけど。どうして私に聞くの？」
相葉「Aちゃんならわかるかと思って」
「え。名前…？」
相葉「あ！ごめん！ニノがいっつもAちゃんの事話してるから…」
真希「…」
「ごめん、居場所は分からないけど…
きっとどっかで昼寝してるんじゃないかな？笑
ほら、あの座席の上の辺りとかで…」
相葉「そ、そうだね！ニノなら昼寝してそう！」
ごめん、急ぐから行くね！ありがと！と
慌ただしく居なくなる
真希「…ふーん。」
「え、なによ。」
真希「二宮くん…Aの事、話してるんだって。しかも名前で。」
ニヤニヤしながら
私を見つめる
「たまたま…じゃない？」
真希「これは…一試合、波乱がありそうですな。」
「何の試合よ。笑」
真希「バスケの話よ！行くよ！私の好きな斗真くんの試合始まるから急いで！」
「はいはい。笑」
隣のクラスのイケメン斗真くんが好きな真希に付き合って
バスケの試合を観に行く
自分のクラスが試合する時は応援しなきゃだけど
空き時間は自由だから体育祭は楽だ
試合を観に行くと斗真くんのファンクラブの女の子たちが
場所を陣取って応援してる
真希「あの子達に負けない！」
「ここでも別の試合が起きてるのね…」
すると隣コートが早く終わったのか
自分のクラスの男子達が集まってきた
真希「あれ？Ｂコート、もう終わったの？」
「ってことは、次うちらのクラスだよね？」
真希「あ、相葉くん出るんだね。」
「だから急いでたんだね？」
真希「ってことは…二宮くんも出るんじゃない？」
そう一言言うと
ポカッと
空のペットボトルで
頭を叩かれた
『Aさん…居眠りの場所、相葉さんに教えたでしょ？』
振り向くと、眠そうな顔をして
寝癖をつけてる二宮くん
「えっ！私は何も！！」
『相葉さんが言ってたんですよ、Aちゃんすげーって。
あの人、心の声が漏れちゃってるから。笑』
・
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 299人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
K3104*(プロフ) - とも様 ありがとうございます(*^^*)第２章でも感想お待ちしてますね(*^^*) (2015年6月7日 17時) (
レス) id: 1884f81016 (このIDを非表示/違反報告)
とも - 早く続きが読みたいです！とても面白いです(*^^*) (2015年6月4日 22時) (レス) id: 2c3c569132 (このIDを非表示/違反報告)
K3104*(プロフ) - まゆみんさん、コメントありがとうございます(*^^*)結ばれちゃいましたよ！！！高校生活いいなぁーって言っていただける方が多くて、自分で思ったより長く書いちゃいました笑 まだまだ続きますので宜しければお読みくださいな＼(^o^)／ (2015年5月26日 18時) (レス) id: 1884f81016 (このIDを非表示/違反報告)
まゆみん(プロフ) - 読みながら、こんな高校生活いいなぁ、二宮くんと過ごしたいなぁってドキドキしてます！早く結ばれて(；д；) (2015年5月24日 21時) (レス) id: 83ceefc871 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：K3104* | 作成日時：2015年5月20日 1時
