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佳き日のその後…5※ ページ5

「…ん…ッ…」

自分のカラダなのに全然コントロール出来なくて…意思とは無関係に放たれるオレの欲…ソレを受け止める太輔…コクン…と喉が動きソレは太輔の中の入っていく…静かな部屋に、オレの息を吐く音だけが存在していた…

「…ハ…ア…オマエ…飲まなくていいって…」
「オレのだもん…宏光のカラダ、全部オレのだから」
オレを見上げて、フフっ…て笑う太輔…オレの胸に愛しさが募る…
「…バカ…」
「バッカでーす…」
クスクス笑いながら、立ち上がりオレを大事そうに腕の中に包んでくる…太輔の背中に手を回し、ピッタリとカラダを寄り添わせると、オレを求めてるのが感じられた…

「オレのも触って…」
「ん…」

シュル…とバスローブの紐を解くと、太輔も何も身につけていなかった…オレとは違う…ホントに逞しく変化してる、大人のオトコのセクシーなカラダ…ドキッとして、思わず目を逸らしてしまう…

「どしたの…」
頬から顎に手が移り、上を向かされて…唇が触れるギリギリまで、太輔のキレイなカオが近づいてきた…
「ん?」
「…オマエのカラダ…色気ありすぎて、マトモに見られない…」
「クス…そう?…好きなヒトにそう言われるの、なんか嬉しいな…」
そう言うと、オレの手を持って、自分の胸に掌をくっ付けさせた…微かに胸の鼓動が伝わってくる…
「オレも…宏光に触れるの、ドキドキする…全部、オマエのだ…宏光だけのオレだよ…オレに触れて…」

太輔にされたのと同じコトしていく…もう十分な質量と熱を持ったソレを愛していると、
「ひろ…、もういいよ…」
オレの頭を撫でながら太輔が伝えてきた…
「きもちくない?…」
「違う…オマエの中に入りたい…繋がりたい…」
熱っぽい視線がオレを捉え、腕を持って立ち上がらせて、窓のところに連れていかれた…
「太輔…?」
窓辺に作られた背の低いチェストに太輔が座り、オレを膝の上に向かい合うように座らせた…

「自分で繋がれる?」
オレの両腕を自分の首に回させて、ちゅ…とキスしながらオレに聞いてきた…
「…やってみる…」
「いい子…」
クシャと頭を撫でられて、太輔の優しい目がオレを見つめていた…
さっきのコトで、滑りはかなりよくなっていて、少しずつカラダを動かすと、ソレは最初こそキツかったけどある位置を過ぎれば、思ったよりスンナリとオレの中に受け入れた…
「ふふ…だいぶ慣れてきた…」
「バカ…」
「ひろの中の…めちゃあったかい…動いていい?」
「……っ、聞くなバカ…」

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GAYASAKURA(プロフ) - たいちゃんらぶさん» こんばんは!ハイ、どうにかおーるあっぷ!できました!いっぱいコメ下さって、ホントに更新の励みになりました!ありがとうございました!嬉しいです!…エピ2、ご期待に添えるといいんですがww頑張ります!…あ、その前にレン・フレだ…wwまた覗いてみてくださいねー (2015年11月21日 23時) (レス) id: 0cce3636ea (このIDを非表示/違反報告)
たいちゃんらぶ(プロフ) - GAYASAKURAサン♪エピ1完結おめでとうございます♪みっくんのキモチには敏感な太ちゃんなのに美人先輩のコトでみっくんが落ちてるコトには鈍感なのはやましいコトないから!!って信じます‥でもきっと波乱がおきちゃうのかな〜‥エピ2も楽しみに待ってまーす♪ (2015年11月21日 17時) (レス) id: c5bfccd947 (このIDを非表示/違反報告)
GAYASAKURA(プロフ) - たいちゃんらぶさん» こんばんは!ハイ、ちょっと伏線張ってみましたwwエピ2にぶっ込みます!…ダンナ肝心なとこ鈍いんですよねww安心と信頼の藤北に何が?…クリスマスも絡めて見ようかなーとか思ってます!でもその前にレン・フレ進ませないと…またよかったら覗いてください! (2015年11月19日 22時) (レス) id: 0cce3636ea (このIDを非表示/違反報告)
たいちゃんらぶ(プロフ) - ムムッ?!エーッ!!旅立つ前の甘い時間をワタシも満喫してましたが‥なんと‥仕事仲間の美人サン‥みっくんがモヤモヤするのは仕方ないとして‥太ちゃんがそんなみっくんに気付いてないのかな‥←いつもだったら気が付くはずなのにぃぃ・・涙‥何が起こるのか緊張します‥ (2015年11月19日 20時) (レス) id: c5bfccd947 (このIDを非表示/違反報告)
GAYASAKURA(プロフ) - sakuraさん» こんばんは!コメありがとうございます!キュンキュンありましたか?良かったぁww裏が難しくて、代わりに超極甘に仕上げときましたwwまもなくダンナ出国です!あと一甘!…あるかなーwwカップケーキ、私も食べたいですね!リアルは甘しょっぱい藤北味…ですかね? (2015年11月16日 22時) (レス) id: 0cce3636ea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:GAYASAKURA | 作成日時:2015年11月9日 10時

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