Precious Lover … ２５※ ページ26
ケータイをONにしたまま、寝室に向かう…
「着いた…？」
「ん…」
「ベッド入って…」
囁くような声は、いつも太輔との触れ愛の時に耳元で奏でられるのと同じ…オレの心を震わせる
脱ぎ捨てた全てを床に落としたまま、オレは言われるがままベットに入った、頬をシーツに寄せると、フンワリと太輔の香りがした
温もりはないけど、この香りがあるだけで太輔を感じることが出来る…
「ﾊｧ…たいすけ……」
思わず吐息を漏らすと、忍び笑いがtellの向こうから聞こえた
「いるよ、ココに…ひろの隣…感じてよ…」
一緒に眠る時は、太輔は左側にいる、手を伸ばせば体温を感じ、指先には肌の湿り気と滑らかさが刷り込まれてる
結ぶように手と唇を重ね、キツく抱きしめ合い、肌を合わせていく…、心臓の拍動まで共鳴させて、オレ達は愛し合う…深く深く……
「ひろ…気持ちい？」
「うん、…サイコーに…気持ちい…」
「見えるよ、ひろの顔…、ほっぺがフワッて赤くなって、目が涙目で…世界で一番可愛い顔、大好き…」
太輔は、触れ愛の時よくこんな風に言ってくれる、頬や耳朶にキスをしながら…見つめる瞳には確かな愛が溢れていた
「…太輔も、見える…」
「どんなオレ？教えて…」
目を閉じ、熱く猛々しくなった自身を両手で擦り上げながら、オレは上がる息を抑えようと深く吐いた
「…っ、めちゃくちゃ…やらしくて、サイコーにカッコイイ…、オレの、太輔………」
「やらしい…ｸｽ…、でも好きだろ…」
「愛してる…、…ｯｸ、好きじゃ、足りない…」
片手を胸元に手を這わせ、太輔の舌使いを思い出す、左が好きだよね…そう言って太輔はいつも食むようにして愛してくれるんだ…
指先で挟むようにして、刺激する
上下に刺激し続けるソコからは、流れ落ちるほどの液体が溢れてる、泡立つほどヌル付いた音が耳に入って、自分で自分を煽りまくっていた
「あ…ｱﾝ……、たい…好き……ﾊｱ…触って、…たい…」
「もうオレの手のひら、ベトベトだよ…ひろ…、今日めっちゃえっちで堪んない…、ナカ、入っていい？…」
太輔の息遣いも、かなり切なくなってきてる、きっと今、熱の放出を堪えるように唇噛んでるんだ、オレが欲しいと全身で伝えてくる時のあの表情をして…、理性のタガが外れる寸前の太輔は、恐ろしいほど艶めきだす
「来て…入って…オレのナカ」
「繋がろひろ…オレを包んで…」
そして熱く滾る全てを埋め込まれ、オレは太輔からの愛を受け取るんだ
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GAYASAKURA(プロフ) - seaぺこさん» 続き覗いてくださればと思います！泣かせてゴメンなさい！コメ大感謝ですー！ (2018年6月14日 23時) (
レス) id: 3b1ef006c1 (このIDを非表示/違反報告)
GAYASAKURA(プロフ) - seaぺこさん» こんばんは！コメありがとうございます！再読ありがとうございます、少しずつですが過去エピを入れております、あのシーンかぁと思っていただければ嬉しいです！ザワザワ展開ホントにゴメンなさいー泣泣、二人の絆を感じて下さるようにup頑張りますので、宜しければ (2018年6月14日 23時) (レス) id: 3b1ef006c1 (このIDを非表示/違反報告)
seaぺこ(プロフ) - こんにちは、何度も失礼します…またもやシリーズ初回から読み返していました泣 これ以上の試練…もし限られた時間なら24時間付いて居たいのに…嫁の事は自分の事より大切で心配で仕方ないのに、気持ちを隠して安心を与えようと振る舞う太輔旦那に涙です(TT) (2018年6月14日 16時) (レス) id: 5a95b02aa0 (このIDを非表示/違反報告)
GAYASAKURA(プロフ) - ふじみつさん» おります、覚えておられたら懐かしく思って頂けるのではないかと思います、なかなかのシリアス編となりそうですが、ラストは《藤北ぁぁぁ！ 》で終われたらいいなぁと考えております、宜しければ続き覗いてくださればと思います！コメ大感謝です！ (2018年6月13日 8時) (レス) id: 3b1ef006c1 (このIDを非表示/違反報告)
GAYASAKURA(プロフ) - ふじみつさん» おはようございます！コメありがとうございます！はい、おそらく殆どの読み手様の予想がドンピシャだったのではないかと思いますｗここからかなりの辛展開となります、申し訳ございませんー！今回は《記憶》がキーワードなので、過去エピ遡りながらupしようかなと思って (2018年6月13日 8時) (レス) id: 3b1ef006c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：GAYASAKURA
| 作成日時：2018年5月20日 20時
