I wish to be your only one … L.O.V.E

Precious Lover … ２４ ページ25

「へぇ、ついにひろも独立か…うん、オレはいいと思うよ、宏光がずっと一つのことに拘ってやり続けてきた賜物だろ？頑張れよ！」

太輔からtellがあったのは、日本時間の翌朝だった

父さんからの話を聞いてもらい少し迷ってることを伝えると、太輔からは即座に賛成の返事を貰えた

「事務所を何処に置くかは、オレが決めていいらしくて、出来るだけ家に近いとことにしようと思ってる、それなら岸と永瀬くんも今と変わらない距離だし…、家のこともできるからさ」

「そか、それはひろに任せるよ、…でもひろ、ウチのことは二人でやっていけばいい、何度も言うけど、どっちかがより負担しなきゃいけないことは止めような…なんて、今の状況だと説得力無いんだけど…ゴメンな」

申し訳なさそのままの声で、太輔が気持ちを伝えてくれる

「何言ってる、お前は責任ある仕事を担ってるんだ、ウチの事なんか気にしなくていい、二人分の家事なんか大したことないしな、手を抜くコツももう覚えたし！」

それには横尾さんの指南が多いｗｗｗ
マジで横尾かーさんリスペクトー！！

「責任ある仕事はお前も同じだ、それにひろはいつもちゃんとしてくれてるよ、よく出来たヨメさんで感謝してます！」

なんかtellの向こうでアタマでも下げてんじゃねぇかって雰囲気が伝わってくる、大真面目な太輔の顔、見えるみたいだ

こっちの方が、照れくさくなる…

「…も、お前さ何年経ってもそのフレーズ変わんねぇよな」
「…これからも変わんねぇよ、ひろ…お前は大事なオレのヨメさんだ…、もう少ししたら戻る、そしたらいっぱい愛させて…触れたいよ、全部に…」

「たいすけ…」

ワントーン落とした太輔の声は、艶めきを増しオレの奥深い場所をピクリ…と刺激する、それが無意識なのか誘いなのか、もうどっちでもいいと思わせるほどで…

「ひろ…？」

「…触ってよ、太輔…」

掠れた声か自分の声じゃないみたいで、でも押し迫る感覚を抑えることが出来ない

「ｸｽ…珍しいな、宏光からのお誘いなんて…いいよ、…エアえち、しようか……ベッド、行ける？」

「ん…」

「ベッド着いたら教えて…」

スイッチ入った太輔の声は、抗えないほどセクシーだ、誘いをかけたのはオレだけど、オレの全ては太輔の全てで出来てる

爪の先まで…睫毛の1本までが太輔のものだ


その事を心に、カラダに刻みたい…
刻んでほしい…



何度も何度も…


何があっても、オレだけの太輔、太輔だけのオレだと



教えて…

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