Re:69※ ページ23
「…でも見るの恥ずかしい…自分のは」
「クス…オレのも同じだよ…」
「そうだけど…」
モジってしてる宏光が、やっぱり可愛くてそっと手を取り、オレのに直接触れさせた
でも、何だか今日はハニカミながら掌でキュって包んでくる
その拙さも愛おしさに変わる
「な、同じだろ?だから恥ずかしいって思わなくてイイよ」
「…同じじゃない…オレの方が…なんかいっぱい出てる…」
「え、ソコ??」
「なんか不公平…」
「だってそりゃ仕方ないでしょ…」
ぷくぅ…て頬膨らませても…ねぇ…
「太輔、オレとすんの気持ちくない?」
「?」
おい、なんか変な展開になってきた…
ど、どうすれば…あ、とりま安心させてやんないと!
「気持ちいよ!」
「ホントに?」
「ウソ言ってどうすんの?てか、カラダは正直だよ…ほら…ね?」
包み込んでる手にオレの手を添えて、少しだけ動かすと、ホラちゃんと…
「ひろが触れてる時、オレすっごく幸せ感じる…オレのひろがちゃんとココにいてくれるって…全身暖かくなるよ…」
「太輔…」
「…っ、あんまソレされると…ソッコー弾けるから…ちょこっと止めて、…っあ、コラ!」
「ヤダ、する!」
「ちょ、おま!、…うわッ」
体当たりみたく腰に縋り着くように抱き着いてくるひろ、そのままベッドに倒されて宏光が足の上に乗っかってきた
「…黙って…させて…」
掠れた声と水分を含んだ瞳が、ゾクッとするような表情を作る…
上半身を起こし、手を伸ばして宏光の小さな顔を両手で包んだ
赤い唇が少しだけ解かれ、何か言いたげに微かに動いた
「愛してる……」
言葉にしなくても、宏光の全てがオレへの想いを伝えてくれた…
温もりも眼差しも、吐息も…肌も……
そっと額を合わせ、鼻先をくっ付けた…
「オレのヨメさん…世界一愛してるよ…」
「そうだよ……オマエの腕の中にいる時は、オレは藤ヶ谷宏光だ…お前と同じ名前、藤ヶ谷宏光……それがホントに、嬉しい…」
「なら戻ってくればいい…北山宏光でいることに疲れたら、オレの腕の中で藤ヶ谷宏光に戻れ、オレがいる場所が、ホントのオマエの帰る場所なんだから…そうだろ?」
「うん…」
「よく頑張ったな…ひろ…」
「ありがと…太輔に褒めてもらうのが一番嬉しい」
ニコって笑ってオレの胸に頬を擦り寄せる…
胸元の可愛いタカラモノは、オレを見つめながら、その肌を艶めかせ、オレからの誘いを待っていた
「繋がろうな…」
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GAYASAKURA(プロフ) - こっちゃんさん» 何かソレに絡んだお話upしたいと思います!宜しければまた他作にも遊びに来てくださいね!コメ大感謝です! (2017年2月24日 20時) (レス) id: 0cce3636ea (このIDを非表示/違反報告)
GAYASAKURA(プロフ) - こっちゃんさん» こんばんは!コメありがとうございます!璃久の運命の人、どこにいるのでしょうw太輔ダンナが唯一恋敵と認めたので、まあまあいいヤツだと思いますww今は北海道で野外舞台を作ってる設定なんですwそう言えばホワイトデー間もなくですねw《雪華》がオールupしたら (2017年2月24日 20時) (レス) id: 0cce3636ea (このIDを非表示/違反報告)
GAYASAKURA(プロフ) - 充瑠さん» お話をお届け出来ればと思っております!宜しければ、また他作も覗いて見てくださいね!コメ大感謝です! (2017年2月24日 20時) (レス) id: 0cce3636ea (このIDを非表示/違反報告)
GAYASAKURA(プロフ) - 充瑠さん» こんばんは!コメありがとうございます!はい、何とか…無理くり終わらせましたw呆気ないわァとポチりながら思ってしまいましたが、ちょこっとでも楽しんでくださってれば嬉しいです、反省点抱えてのupとなりました、またこの夫婦にオファー依頼があればちゃんとした (2017年2月24日 20時) (レス) id: 0cce3636ea (このIDを非表示/違反報告)
こっちゃん(プロフ) - 終わってしまいましたね。 葉山くんが運命の人に逢えたら良かったのですが、 ホワイトデーもあるので、ちょっと期待はしてますが。(。-_-。) (2017年2月24日 14時) (レス) id: 2a4d3f96ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:GAYASAKURA | 作成日時:2017年2月12日 13時