l wish to be your only one …エピ４

ヒカル…２１※ ページ23

「…ﾊｧ…アッ………ﾝ……ﾊｧ……」

熱を解放して、肩で荒い息を整える宏光…

触れてるオレの手に、白い飛沫が流れてくる

ペロッて舐めると、宏光がもぉ！て顔してくる

「…オマエ、ソレしなくていいって…」
「ん、…ねえ、しばらくシてなかった？なんか濃い…」
「だから、そゆコト言わないのッ！」

真っ赤になって、後ろから抱き締めてるオレから離れようとするから、そうはさせるかとそのままソファに体重かけて押さえ込んだ

両手首を掴んで座面に押し付けると、ちょっとだけ宏光の顔に怯えの色が見える

「オレから逃げないでよ…」
「…逃げてねぇよ…だってオマエ、ムダにドキドキさせんだもん…」
「まだドキドキしてくれてﾝの？」
「…当たり前だろ…好きなヤツとこんなコト……毎回心臓潰れそうだわ…アホ輔」

そう言って、宏光はコッチがテレるようなハニカミ笑顔を浮かべた……

「も、なんでオレのヨメはこんなバクダン投下するかな…」
「ちゅどーん！？」
「ブッ！」

ちょこっと首を傾けて、そんなコト言いやがる
あーもぉダメ！そんな可愛いの、ホント、ダメだから！

寝室から持ってきたバニラ系のローションを、手に垂らすと、宏光の表情が少し不安そうに変わった

「どうしたの？」
「…最後まですんの？」
「ん、イヤか？」
「…なら、シャワーしてきていい？なんかそのままは…恥ずかしい」

ああ…ていつもなら全然いいんだけど、

「…んー、ヒカル、お昼寝から目が覚めたらストップかかるから…このまま抱きたいな…ダメ？」

あ…て顔になるひろ……

「…そか、子どもいると、時間制限付きになるんだな…」
「まあ…そうなるよな…、カラダ、繋げていい？」
「…太輔がいいなら…」
「オレは、そのままがいい…ひろの匂い、全部好きだよ…」

フワっと笑って、宏光はオレの首に腕を回してきた…擦り寄せられるカラダから、微かな汗の香りと少しの雄の香りがする…オレを煽りその気にさせる艶めかしいその香り…

「久しぶりだから、ツラく無いようにちゃんと準備しような…」
「うん……」

向かい合わせに膝にのせ、足をＭ字に開かせる、隙間から手を入れ、ローションを多めに垂らし、繋がるその部分に指を這わした

けど数ヵ月ぶり…やっぱりそう簡単には解れない…

指を入れようとしても、押し返される反応が続く…でも、ムリヤリは可哀想で…


「ひろ、カラダの力抜ける…？」

「ん……太輔キスして…そしたら…ッ、ﾝｯ…大丈夫…て…思う…」

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