検索窓
今日:4 hit、昨日:3 hit、合計:114,976 hit

愛し君へ39…太&宏4 ページ42

でも、それを知ったからと言って、宏光の部屋を訪ねていけるわけもなく、あっという間に数日が過ぎて行った。。。


いつか、また逢えるかも…



淡い期待をしながら、日課になってきている外遊びと花めぐりをしながら、最初に逢った中庭のデッキを見ている自分。。。



今日も……来ないのかな―…


諦めかけた時。。。


和真さんと宏光が、デッキに出てきた……!

一つ違うのは、宏光が車椅子だということ。。。


どうしたの…?体調が良くないの?。。。

聞けるはずもなく、オレに出来るのは、様子を伺うことだけ…



「今日も、キレイに咲いてる…」

「よく手入れされていますね…桜来さんが業者に手配して整えているようです…桜来さんの花好きは昔からですね」

「へぇ…お母さんがお願いしてるの…そうなんだ。。。」


ヒロ坊ちゃんは、今日は少し元気がない…学習時間を切り上げて、気分を変えさせようと外に連れ出してみた……最近、疲れた顔を見せることが、前より少し増えているようで、オレは心配していた…



せんせーからは、特に検査の結果に変化はないので、本人の気持ちに少し変化が見られているだけだろうとのこと…そうは言っても。。。


「しんどくないですか?」

「…ん…和真…」

「どうしました?」


目線が合うところまで体を下げると、オレの首に腕を回してきた…甘えるような、縋るような仕草…落ち着かせる様に背中に手を回しポンポンと軽く撫でていると…







「…お花好きなの?何色が好き?」







…一人の少年が、声をかけてきた―…

愛し君へ40…太&宏5→←愛し君へ38…太&宏3



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (129 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
178人がお気に入り
設定タグ:藤北 , 和亮 , キスマイ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

GAYASAKURA(プロフ) - りんりんさん» はじめまして!コメありがとうございます!そうなんです…も、この和亮藤北は名前だけ借りたほぼオリキャラになっちゃいました、ご不快に思われたらゴメンなさい!でも、目を通してくださってありがとうございます!良かったら又覗いてやってくださいねー! (2015年9月23日 13時) (レス) id: 9f07080ee9 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん - 和真は、太輔ですよ? (2015年9月23日 12時) (レス) id: 16cb4729e4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:GAYASAKURA | 作成日時:2015年7月19日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。