愛し君へ36…太&宏1 ページ39
吸い寄せられるように、オレの目はあの2人に釘付けになる…
男の人の方は、明るめ茶色で少し長めの髪に、離れた所からでもわかる程の、とってもキレイな顔立ちをしていた、時々見える横顔のラインが、オレの美的センスの中でも特に美しい極上レベル
もう一人の小柄な女の子…だよな…
一瞬、目が合った―…
この時、オレは思ったんだ…
この人は、オレと出会うための人だって…
何がどうしてそうなるのかは、ぜんぜんわからないけど、なんだろう…それはもう確信だった―……
ふだんは人見知りのオレに湧く、不思議な感覚…
2人に行きかけた時…
「太輔くん戻るよ、お昼の時間!」
渉さんに引き止められた
「がヤーっ、ゴハンだよ、帰ろ帰ろ!」
「ねーねー渉さん、今日ランチルームで食べたい!いい?ねぇいいでしょ!?」
「しょうがないな、師長さんがいいって言ったらね、…太輔くん、どしたの?」
オレの視線の先に気付いた渉さんが、2人に挨拶するように手を上げた、そして渉さんに向かって、男の人が軽く頭を下げる。。。女の子は、なんか固まってるみたい…恥ずかしがりなのかな…
「宏光くんと和真さんだよ」
「宏光…くん?…え……ウソ!男なの!?
オレの言わんとすることを悟っているのか、渉さんはクスクス笑いながら「そうだよ」と言って、オレ達を病棟に連れて帰った…
なんとなく名残り惜しくて、チラッと後ろを振り返ると、宏光…は少し不思議そうな顔をしてオレを見ていた…
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GAYASAKURA(プロフ) - りんりんさん» はじめまして!コメありがとうございます!そうなんです…も、この和亮藤北は名前だけ借りたほぼオリキャラになっちゃいました、ご不快に思われたらゴメンなさい!でも、目を通してくださってありがとうございます!良かったら又覗いてやってくださいねー! (2015年9月23日 13時) (レス) id: 9f07080ee9 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん - 和真は、太輔ですよ? (2015年9月23日 12時) (レス) id: 16cb4729e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:GAYASAKURA | 作成日時:2015年7月19日 16時