愛し君へ19…和亮4 ページ21
「亮…介…?」
「…っ!…―ごめんな…―忘れて…ハハ…オレそーとー酔ってんな… 」
自分の言ったことに戸惑っているように、早口でそう言うと、ジャケットを掴んで、目を合わせることもなく、部屋を出ていこうとした…
このまま一人にしておけない…オレは咄嗟に亮介の腕を掴むと、そのまま自分の方に引き寄せて、腕の中に抱き込んだ
両腕でオレの胸を押し返し、抵抗する亮介
「離せっ!」
「イヤだ!」
「バカ、オマエ…っ…期待させんなよ…っ―…やめてくれよ!!」
「今、亮介一人にさせたくない」
反射的にオレを見る、一瞬目が合って、亮介はまたオレから視線を外した…その顔を両手で包み強引にオレの方に向けさせた
両手に包み込める程の小さな顔、大きく見開かれた丸い黒い瞳、誘うように少しだけ開かれた紅い唇。。。
愛おしい…文字にするならその言葉以上の表現が見当たらない
「か…ず…―…?」
なにか言わせたら、そのまま亮介が壊れていきそうで、オレは亮介の後頭部を引き寄せ、唇を塞いだ…最初こそ顔を背けて、逃れようとしたけど、その内に抵抗をやめ、オレの首に腕を絡めて、自分から欲しがってきた…繰り返し重なる唇に、2人とも息が上がってくる。。。
「和…オレの唇、食っちまう気かよ…」
「ん…?」
どのくらいキスし合っていたんだろう…キスの合間に亮介がぽそっとそう言った。。。
「食っていいの?」
「…っ…バカじゃねーの…」
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GAYASAKURA(プロフ) - りんりんさん» はじめまして!コメありがとうございます!そうなんです…も、この和亮藤北は名前だけ借りたほぼオリキャラになっちゃいました、ご不快に思われたらゴメンなさい!でも、目を通してくださってありがとうございます!良かったら又覗いてやってくださいねー! (2015年9月23日 13時) (レス) id: 9f07080ee9 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん - 和真は、太輔ですよ? (2015年9月23日 12時) (レス) id: 16cb4729e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:GAYASAKURA | 作成日時:2015年7月19日 16時