検索窓
今日:3 hit、昨日:7 hit、合計:115,005 hit

愛し君へ14…出逢い10 ページ15

和真さんは、ベットの側の椅子に座るとボクの顔をまっすぐに見てきた…ホントにキレイな顔してる…




「お兄ちゃん、お母さんにお勉強教えて貰ってたの?」

「そうだよ、宏光くんと同じくらいの時から…家が近所でね、オレのじーさんが頼んだみたいで」

「ふーん…お母さんどんな風に教えてくれたの?怖かった?」

「ハハ…今と同じ、優しくてしっかりしてて、よく面倒見てもらったよ、オレ両親いなかったから、お姉さんみたいで、信頼出来る人だよ」


懐かしそうに和真さんは話してくれた…でも…



「お兄ちゃん、お父さんとお母さんいないの?」


「ん、まあ、ちょっとワケありでね、一緒に暮らしたことないんだ、だから宏光くんがうらやましいよ…フフ」


「…寂しくなかった?」

「んーそう…だな。。。寂しくないといえばウソになるけど、その分じーさんやばーちゃんが大事に愛してくれたから、感謝してるよ、仕事もあったのに、参観日とか運動会とか大事なイベントには二人揃って来てくれたしね」



「病気した時は…?怖くなかった?」

「いつも二人が見守ってくれた…怖いと思った時は、全力で甘えさせてくれたからね…」



(お兄ちゃん…きっとボクよりもずっと寂しかったよね。。。)




黙り込んでしまったボクを心配そうに見てくる…

愛し君へ15…出逢い11→←愛し君へ13…出逢い9



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (129 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
178人がお気に入り
設定タグ:藤北 , 和亮 , キスマイ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

GAYASAKURA(プロフ) - りんりんさん» はじめまして!コメありがとうございます!そうなんです…も、この和亮藤北は名前だけ借りたほぼオリキャラになっちゃいました、ご不快に思われたらゴメンなさい!でも、目を通してくださってありがとうございます!良かったら又覗いてやってくださいねー! (2015年9月23日 13時) (レス) id: 9f07080ee9 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん - 和真は、太輔ですよ? (2015年9月23日 12時) (レス) id: 16cb4729e4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:GAYASAKURA | 作成日時:2015年7月19日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。