愛し君へ14…出逢い10 ページ15
和真さんは、ベットの側の椅子に座るとボクの顔をまっすぐに見てきた…ホントにキレイな顔してる…
「お兄ちゃん、お母さんにお勉強教えて貰ってたの?」
「そうだよ、宏光くんと同じくらいの時から…家が近所でね、オレのじーさんが頼んだみたいで」
「ふーん…お母さんどんな風に教えてくれたの?怖かった?」
「ハハ…今と同じ、優しくてしっかりしてて、よく面倒見てもらったよ、オレ両親いなかったから、お姉さんみたいで、信頼出来る人だよ」
懐かしそうに和真さんは話してくれた…でも…
「お兄ちゃん、お父さんとお母さんいないの?」
「ん、まあ、ちょっとワケありでね、一緒に暮らしたことないんだ、だから宏光くんがうらやましいよ…フフ」
「…寂しくなかった?」
「んーそう…だな。。。寂しくないといえばウソになるけど、その分じーさんやばーちゃんが大事に愛してくれたから、感謝してるよ、仕事もあったのに、参観日とか運動会とか大事なイベントには二人揃って来てくれたしね」
「病気した時は…?怖くなかった?」
「いつも二人が見守ってくれた…怖いと思った時は、全力で甘えさせてくれたからね…」
(お兄ちゃん…きっとボクよりもずっと寂しかったよね。。。)
黙り込んでしまったボクを心配そうに見てくる…
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GAYASAKURA(プロフ) - りんりんさん» はじめまして!コメありがとうございます!そうなんです…も、この和亮藤北は名前だけ借りたほぼオリキャラになっちゃいました、ご不快に思われたらゴメンなさい!でも、目を通してくださってありがとうございます!良かったら又覗いてやってくださいねー! (2015年9月23日 13時) (レス) id: 9f07080ee9 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん - 和真は、太輔ですよ? (2015年9月23日 12時) (レス) id: 16cb4729e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:GAYASAKURA | 作成日時:2015年7月19日 16時