Because I Love you....2 (ページ5)

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＿＿＿you side.

同じベットで手を繋いで少しだけホテルで仮眠を取った。
結局ホテルでは、唇にキスをしてこなかった裕太。

「ゆっくりで大丈夫。」

そう言ってくれた。

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「眠かったら寝ていいから」

『大丈夫、裕太こそ、ツラくない？』

「いや、めちゃくちゃ元気だよ。あっちもこっちも元気すぎて困る」

『……よかったね、』

「んははは、なにそれ？冷たくない？」

『裕太ってすっごい大人だったり、すっごい子供っぽかったり振り幅すごいよね？』

「友達といる時は、だいたい中ニみたいなノリだよ」

『へー、そうなんだ？でもなんか想像できる』

「今度俺の友達に会ってくれる？」

『もちろん、』

「ひとりめちゃくちゃ色気ある奴だけど好きにならないでね」

『なにそれ、ならないよ。』

「いや、本当。顔も性格もパーフェクトだから。会わせるとき被り物でも、被らせるわ」

『なんの被り物？』

「こーんなでっかい桃みたいな被り物！」

『も…も？なんで？それなの？』

「女の子に〝たいぴー″って呼ばれてるんだけど…ピーチだったら、たいぴーに繋がるじゃん？〝たいぴーち″だからピーチ、桃！」

『大丈夫、好きになったりしないから』

「Aは、ガヤの色気知らないからだよ。ほんと、凄いよ。」

『ふふふ…っ、楽しみガヤさんに会うの。』

「楽しみ？じゃー、早めにセッティングするわ」

〝あー、でもやっぱ会わせたくないなー″とか言いながら微笑んだ裕太は、なんだか嬉しそうだった。