Because I Love you....2 (ページ19)

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＿＿＿you side.

「人は、何かを得る喜びよりも、何かを失う痛みの方が、その大きさが例え同じであったとしても、心に与える影響は大きいんだって。」

『……ゆう「Aのここは、(心臓をトントンと叩かれる)ぽっかり穴空いてるんだよ、今もまだ。」』

「忘れなきゃ…忘れなきゃって必死に忘れようとして…」

裕太の言葉が胸に刺さってなにも言えなくなる

「自分で自分を苦しめてる」

『…そんなことないっ』

「北山さんに気持ち伝えた方がいいと思う」

『なんの…ために？』

「そうしないと、いつまで経っても前に進めないよ」

『進んでるよ、私。』

「進めてないよ。ずっと立ち止まってる。足踏みしてるの、それで進めてるって勘違いしてる。」

『…そんなんじゃないってば。』

「気持ち伝えたら、幼馴染に戻れるよ、きっと。」

『..............................』

「北山さんとの関係壊したくなくてずっと自分の気持ちに嘘ついて無理してわらってたんでしょ？
結局いまって、自分の気持ち伝えてないのに関係悪くさせてると思うよ？」

確かに、裕太の言う通りだ。

「転んで見える景色もあるよ。
だいじょうぶ、俺がどんなAも受け止めてあげるから。」

『裕太……っ、』

「傷つくことからにげてちゃだめなんだよ。」

『…ケジメつけてくる…』

裕太といても宏をチラチラ思い出しては、苦しくなってた。
知らない間にたくさん、傷つけた。

裕太の為にも…ケジメをつけなくちゃ。