68. ページ18
＿＿＿二階堂 side.
「ニカー！」
俺の後を追って千賀が走ってやってきた。
「なんだよ」
「玉森くんにちゃんと頼んでおいたからね？」
「…ん。」
「あらためて�犢イ�ってなんだっけ？″って考えたら迷宮入りしちゃった？」
「ハ？」
「ほら、�犂鬚靴ぁ蹐箸�って感情の意味とか状態を説明してみてよって言われてもさ言葉で表現するのって難しいじゃん？
ニカがAちゃんに対する�犢イ�″って気持ちも言葉で表現するのが難しいのかな？って。
俺、さっき�犢イ�″っていうことってそんな難しいことじゃないよとかって言ったけどさ……
ごめんね？」
「べつ…謝んなくたっていいし」
「とにかく、頭で考えるとよくわかんなくなっちゃうからさ無意識なレベルの自分の気持ちに目を向けてみよう！ね？」
「…千賀ってさ…なんなの？マジで」
「え？」
「や、なんか…」
「ニカには、幸せになって貰いたいし。後悔して欲しくないからさ、俺…」
確かに千賀の言うように俺は、逃げてるだけかもしんない。
小さい時から知ってるからなんか異性として�犢イ�″って思うことが凄くいけないことな気がしちゃってたっていうのもあんだよね。
でも結局は、いつもAのことが気になっちゃうし、可愛くてどうしようもないって思う。
たださやっぱ実際付き合ったら�爐笋辰僂覆鵑�違う″とか思われんのもやなんだよ。
Aの俺に対する�犢イ�″の気持ちもさ、�猗�化″されてるだけかもしんないし。
だって普通に考えたらあの、ひよっこ野郎の方がいいに決まってんじゃん。
アニメとか漫画とかさ、そーゆんの見すぎて�猴墜訐�″との恋愛に憧れてるだけって可能性もあるし。
付き合ってダメんなってギクシャクすんのとかってやだし。
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作者名：K+T
| 作成日時：2018年10月24日 0時
