70億分の2人 season2 (ページ11)

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＿＿＿＿you side.

『…………………っ、』

言葉が詰まった私に玉森先輩は、

「おれがAのこと好きだって言ってるのに、他の人しょうかいしようとしてるわけ？」

『いや…』

「ちゃんと言っておいてね。〝玉森先輩は、私のことが好きだから諦めといたほうがいいですよ″って。」

『そ、そんなこと言えるわけないじゃないですかっ！』

「まぁいいや。なんか聞かれたら〝彼女″って言うし」

『…は、い？』

「とにかく、飲み会には………因みにそれっていつなわけ？」

急に食いついてきた、玉森先輩。

『いつって…のは、特にまだ決まってないかと。』

「ふ～ん、………じゃー、日付次第で参加してあげてもいいよ」

『急になんなんですか。』

「べつにいいならいいけど。」

『いやっ！美鈴さんには、お世話になってるので助かります！』

「席は、Aの隣ね。それで壁際ね、おれの席は。」

『…そんなわがままは、通用「しま～す」』

一体何を企んでるんだろう？

『くれぐれも誤解を招くような態度は、やめてくださいね！』

「ん～」

って気の無い返事に不安しかないけど。
美鈴さんも喜んでくれるだろうし良かった。ってことにしておこう。