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___you side.


『ちょっと!』


「なに?」


『なんなんですか!』


「カワウソの赤ちゃんみたいだね」


って笑う玉森さん。


『カワウソの…赤ちゃん?』


「にぃにだよ、カワウソの赤ちゃんみたいな顔」


『…………バカにしてます?』


「は?してないんですけど〜」


確かに、カワウソ…似てなくは、無いけど!
笑いすぎだし、失礼だよ?


先に歩く私の隣を


「待ってよ〜」


ってゆるゆると追いかけてくる。
なんで追いかけてくるの?
会社で波風立てたくないからあまり構わないで欲しいのに。


「ねぇ〜、待ってって言ってんじゃん!」


グイッと掴まれた二の腕。


『ちょ…っ』


「待ってって」


『……っ、ちょっと…み、みんな見てるからっ』


「だから?」


『いや、離してくださいっ』


「いやで〜す」


ってなにが楽しいのか笑ってる玉森さん。


『ちょ…っ、本当に離し「おい」』


聞こえてきた声に振り返るとにぃにが立ってた。


「なんだよ、お前」


「こいつの先輩ですけど?」


「こいつって呼ぶな」


「Aの先輩兼、彼氏です」


「は?」


『にぃに?違うよ?彼氏とかじゃないから』

私がそう言うとすかさず玉森さんは、


「は?あー、じゃあなに?セ ックスフレンドか、んね?」



って満面の笑みを浮かべて言った玉森さんに



「は?」


って…私をものすごい勢いで睨んだにぃに。

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作者名:K+T | 作成日時:2018年10月3日 3時

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