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＿＿＿二階堂 side.
離れてみて初めて知る感情ってあんじゃん？
いつも隣にいんのが当たり前だったから気づかなかったのかも知んない。
「…好きなのかな…」
「え？」
「や、あいつのことばっか考えんだよ、」
「なんで？」
「なんでかわかんねーから悩んでんじゃん。バカか。」
「でもにか花子ちゃんいるじゃん。」
「まぁ、そうなんだけど…そっちも距離を置かれてるっつーか…」
「えぇ？なんで？」
「ん？ほら、俺って結構潔癖なとこあんじゃん？で、普通にあっちの家に行った時に靴下履こうとしたら、�爐覆鵑如�″みたいになったから�牘�いじゃん″っつったらめっっちゃ怒ってさ」
「…当たり前じゃん！もう少し言い方あるじゃん…」
「そんな怒ることじゃなくない？なんかダメなんだよね…泣き顔とかも�爐Δ錣叩�汚ったな…″とか思っちゃうしだいたいいつも向こうが怒って終わる感じだから今回も多分そんな感じよ」
苦笑する俺に呆れ顔の千賀。
なんでかAの泣き顔とかは、全然平気なんだけどね。
多分、ちっちゃい時から知ってっからなのかな…？
「小さい時から一緒にいるんだよね？それで今の今まで一緒に過ごしてるのってさなんか凄いよね」
「どゆこと？」
「だってさ、にか。この世界には、70億人の人がいるわけでしょ？
にかと、幼馴染ちゃんは、その、70億分の2ってわけじゃん？
３６５日春、夏、秋、冬って共に過ごしてきたわけでしょ？幼少期とか特に。
もうなんか運命感じずにいられなくない？そーゆーのって。」
「なんだそれ。」
「灯台下暗しっていうじゃん。」
「は？」
「人は、身近なことには、案外気付かないものだって意味」
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作者名：K+T
| 作成日時：2018年10月3日 3時
