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29. ページ29

___you side.


「片付けしてくっから着替えたら?」


『え?』


「汗かいてない?」


『かいて、るかも?』


「パジャマ新しいのにしなよ?」


にぃには、こういうところ細かい。


「自分で出来るっしょ?」


『できる…』


「じゃ、着替えてから寝なよ」


そう言われて怠い身体で立ち上がって新しいパジャマに着替えようと着ていたパジャマを脱いだ瞬間に


__ガチャ


「あの…さ、」


『……………っ!』



突然開いたドアに咄嗟にしゃがみ込んだ。


「ごめん」


『……な、に?』


「や、冷えピタ新しいのにしようと思って…マジごめん」


『…とりあえず、閉めて…ほしい…ドア』


「あっ、そっか。ごめん」


___バタンッ


心臓が口から飛び出るかと思った…。
足に力が入らないよ……っ、


コンコンッ

「着替えれた?」


『ちょ、待ってて…っ、』


「どうした?平気?」


『だ、大丈夫…っ、』


急いでベッドへ戻ろうと急に立ち上がったからクラッと立ちくらみがして床にしゃがみ込んだ。



「おーい、大丈夫?」


『……っ、ん』


「開けるよ?」



__ガチャっ


ドアが開いて床にしゃがみ込んだ私を見てにぃにが


「どうした?」


心配そうに近づいてきたと思えば


フワッと身体が宙に浮いた。

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作者名:K+T | 作成日時:2018年10月3日 3時

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