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03. ページ3

___you side.



「んはははっ、ないわ〜」


昨日の出来事を聞いて涙が出るほど笑う先輩玉森さん。



『…玉森さんが言えって言ったんじゃ…』


「いや、言ったよ?でも本当に言うと思わないから。どぎついわー」


『…言わなきゃ良かった…』


「もしかしたら、態度変わるかもよ?」


『今朝会った時もいつもと同じ感じでしたけどね。』


「俺にしておけば?」


にこぉーって可愛い口を結んで微笑んで私を覗き込む玉森さん。


『………………やですよ、玉森さんなんて』


「は?お前ぶっ飛ばすよ?」


『乱暴だし、言葉遣い悪いし』


「は?」


『私、会社の女子全員敵に回したくないですし。』


「なんだよそれ」


『玉森さんモテモテだから』


「そ〜れ〜な〜!だからAといると落ち着くし楽チン チンだよ!」


『……小学生みたいな下ネタやめて貰えますか?』



「耳まで赤くなってるし。あー、お前って本当に面白いわ〜」


『ほんと…っ、最低ですね、』


「んははは、最低とか言われたことないわ〜」


『てゆーか!玉森さんのアドバイスって1パーセントも役にたってないんですけど?』


「は?」


『今のところ全部裏目にでちゃってますけど。』


「そ〜れ〜わ〜...........」


玉森さんの人差し指が私の鼻の頭にぷにっと押し付けられた。


「Aに魅力がないからだね。ざんね〜ん」


『……っ、もう玉森さんには相談しませ「あっ!」』


『え?』


「押してダメなら引いてみたら?」


『どうやって?』


「ほかの男と付き合ってみちゃうとか」


『嫌ですよ』


「たとえば、おれとかさ?」


『嫌です』


「可愛くなっ!」


やかましいよ!
玉森さんには、入社以来可愛がって頂いてる。
口が少々悪いけど優しくていい、先輩だ。

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作者名:K+T | 作成日時:2018年10月3日 3時

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