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「神ちゃん、おはよ！」
教室に入ると俺の隣にやって来たしげ。
「おはよう、ダイキ。」
「え？」
ん？俺何か変なこと言った？
キョトンとした顔のしげを見つめると、少し恥ずかしそうに鼻をかいてへへへと笑う。
「なんか神ちゃんにダイキって言われると照れるわ。」
「えっ、俺ダイキって言ってた？」
完全に無意識だった。
昨日も夜中までゲームをしていたおかげで、現実とごっちゃになっているのだ。
やらかした……。
今はゲームの世界じゃなく学校なんやから気持ち切り替えないと。
少しして講義が始まるギリギリの時間にやって来た、のんちゃんと流星。
「ういっす。」
「はよぉ〜。」
だるそうに俺らの後ろに座る。
それを周りにいる女の子達が横目でチラチラと眺めている。
うん、いつもの光景や。
「えー！まだ先輩ら出てきてへんの？」
食堂での話題はやっぱり今やってるゲームの話。
流星は興味津々で俺の話を聞いている。
話を聞いているうちに自分もやりたくらなったらしく、終わったら貸してなんて言ってる。
「ボスとかで出てくるんちゃう！？」
「怪人唇ゲルゲとか！？アッヒャッヒャッ！」
好き勝手言ってるのんちゃんとしげ。
「いや〜今のストーリー的にどうやろなぁ。でも、ノゾムの言うようにボスに先輩ら出てきたら俺笑ってまいそう。(笑)」
俺がそう言うと、皆ピタっと動きを止めた。
のんちゃんは頬を膨らませて睨んでいる。
その姿ビッグベビーやん。
「ノゾムじゃない！のんちゃん！」
ごめんと謝るが、まだ少し拗ねている。
「もー、また間違えたんかい！ゲームし過ぎちゃうー？」
「また？」
状況のわかっていない流星に、今朝俺がダイキと呼び間違えた事をチクるしげ。
やって現実と登場人物が一緒やねんもん、間違えるって。
と、心の中だけで言い訳。
若干心配そうな顔をした流星に笑って誤魔化す。
しかし何を言おうが明日は土曜日。
この2日間の休みでやり込もうと決心した。
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かんた(プロフ) - ゆさん» こちらこそ、読んでいただきありがとうございました！感想とても嬉しいです！恐縮です＞＜ 新作の構想はもうできてるので、また投稿した際はぜひよろしくお願いいたします！ (2021年1月27日 14時) (
レス) id: b73ff05158 (このIDを非表示/違反報告)
かんた(プロフ) - アップルパイさん» ご丁寧にありがとうございます！感想とても嬉しいです！またボチボチ投稿していきますので、今後ともよろしくお願いいたします！ (2021年1月27日 14時) (レス) id: b73ff05158 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ(プロフ) - 素敵な作品をありがとうございました！いつも更新楽しみにしておりました。このあと緑さん自身や彼の人間関係がどうなるのかとても気になりますが、こういうメリバ風味な作品大好きです！作者様の文才にただただ感服です。新作も楽しみにしております^^ (2021年1月26日 17時) (レス) id: c2197c2c66 (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイ - 完結おめでとうございます!!お話、面白かったです！このお話のおかげ(?)で神ちゃんが狂っていくお話が好きになりました!!まさかの完結でびっくりしたのですが満足でした！(上から目線すみません)もし新作のお話を作られたら絶対見ますね!これからも頑張ってください!!! (2021年1月26日 15時) (レス) id: f1623e6737 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かんた | 作成日時：2020年12月16日 15時
