＊5話＊ ページ5
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不安だった大学生活も
悩んでたのが嘘みたいになったのは
それからすぐの事だった。
ユリ「A〜！」
授業が終わって、サークルの部屋に行くと
先に来ていたユリが私を見つけてそう言う。
“storm”の新歓に行って一ヶ月半。
正式にサークルに入った私は
週二回、日程が合う日はそこに行くようになっていた。
そんな私を花がほころぶみたいな笑顔で迎えてくれるユリは、先輩からも人気で
何人かの先輩たちに囲まれているのも、もういつもの光景になっていた。
雅紀「よぉーAちゃん！」
A「お疲れ様です」
雅紀「ちょうど良かった！今ね、トランプやろって言ってて！Aちゃんも一緒にやろ！」
A「た、楽しそう…(*⁰▿⁰*)」
雅紀「やろやろ！ほらニノも！やるよ！」
その声かけに顔を歪ませたのは
部屋の隅でゲームをしていた2年のニノ。
はいはい…ってめんどくさそうに立ち上がって
私の隣に気だるそうに座る。
和也「ちょうど良いとこだったのに…」
A「…ふふ」
和也「なーに笑ってんだよ」ﾊﾟｺｯ
A「いたっ」
拗ねてるのが可愛かったから笑ってたら
トランプが入っていた箱で叩かれた。痛い。
ふふんと満足げに笑うニノを軽く睨む。
相葉さんは新歓でも話したことあったけれど
ニノは新歓にはあまり来なくて
サークル部屋に来るようになってから知り合った友達で。
私が浪人してたから学年は違うけれど歳は同じだからと
普通にタメで喋っちゃってる。
今のところ、一番喋りやすい男の子。
和也「相葉さん、ババ持ってる？」
雅紀「(’◇’*)」
和也「持ってないね、ハイ」
雅紀「ｸﾌﾌﾌﾌ…なんでわかんだよ！」
和也「目が楽しくて仕方ないっつってるんですよ」
相葉さんは3年だけど、ニノと幼馴染らしくて仲が良い。
また言い合ってる。あいかわらず微笑ましい。
このサークルに入っていつも思うのは
ほんとに皆仲がいいなあってこと。
和也「そういや、今日翔さんは？」
雅紀「翔ちゃんね、ゼミの教授んとこ行ってから来るって」
A「(…そうなんだ)」
先生からも慕われそうだもんな、なんて
一輪車に乗ってるピエロが書かれたトランプを
そっと端に移動させながら考える。
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爽歌。(プロフ) - みーなさん» コメントありがとうございます！遅れてしまい申し訳ありません！恐らく気のせいではないかと(￣∇￣)ﾌﾌﾌｯ…♪ 気がついて下さって嬉しいです(^^) (2019年7月16日 14時) (
レス) id: 1b1d416676 (このIDを非表示/違反報告)
みーな(プロフ) - 途中で「じゃなくて」が入ってるのは気の所為でしょうか？笑 (2019年7月13日 12時) (レス) id: d1c7014bf6 (このIDを非表示/違反報告)
爽歌。(プロフ) - たまきさん» たまきさんも読者の皆様も優しくて優しい世界で私わ幸せだなって思います(Ｔ＿Ｔ)ｱﾘｶﾞﾀﾔ〜 2章も立ち上げてみたので、よろしければ遊びに来てくださいっ♪ (2018年10月23日 14時) (レス) id: 1b1d416676 (このIDを非表示/違反報告)
たまき(プロフ) - 急に自分の名前が出てきたんでびっくりした笑私なら大丈夫よ〜(^^)もうこんなことやられたら好きが止まらなくなっちゃうね！ヒロインちゃん健気だから幸せになって欲しいです( ^ω^ )いつまでも待ってるから爽歌ちゃんのペースでね( ^ω^ ) (2018年10月17日 21時) (レス) id: b049bce828 (このIDを非表示/違反報告)
爽歌。(プロフ) - ゆり:)さん» ゆりさん、コメントありがとうございます(*ﾟ∀ﾟ*)！そうですねぇ、色々思わせぶりな男子たちですね(笑) 2章も立ち上げてみたので、是非いらして下さい(*´-`) (2018年10月17日 21時) (レス) id: 1b1d416676 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：爽歌。
| 作成日時：2018年8月16日 21時
