七 ページ8
土方side
土方「……は?」
想像しなかった光景に、俺は放心状態になった
さっきまで布団の上で静かに寝てただろ……?
なのになんで真っ直ぐ立ってる?
足は骨が見える程肉が削がれてたじゃねぇか!
到底立てる足じゃねぇ筈なのに……
腕だって皮一枚でなんとか繋がってた程度だろ
目も包帯をはずして分かったが、目玉まで深く斬れていた……
酷い痛みで、立てる筈がねぇ!!!
きっと、疲れて幻覚でも見たんだろ…
そう思いたくて何度瞬きしても、幻覚は消えない
?「……人間ども。私をどうしたい」
なのに追い討ちをかけるかのようにバケモンは声を発した
おまけに、その声が無駄によく通るせいで、声の主が幻覚ではないと理解してしまった
山崎「えっと……まだ立ったら駄目だよ。大怪我してるんだし……」
?「…そんなこと聞いてない。何故私の側に人間がいるのか聞いてる。答えろ」
沖田「あ"ぁ?助けてもらっといて、それはねぇだろうが!!!」
近藤「おい総悟!」
?「……「助けてもらっといて」?……傷口に熱々のお粥をかけるのが助けるということ?」
山崎「それは俺の不注意で…」
沖田「テメェが死にかけだったのを連れてきて、手当てしてもらってんだ。感謝のひとつやふたつしやがれ」
?「……私は一度たりとも「助けて欲しい」なんて言った覚えは無い。お前ら人間が勝手にしたこと。なのに何故礼を言う必要がある」
沖田「!!テメェッ!!!」
遂に総悟がキレた
刀を抜き、バケモンに切りかかる
バケモンは武器なんて持ってねぇ
圧倒的に総悟の方が有利だった
……有利な筈だった
沖田「……ぐッ」
一瞬、何が起きたのか分からなかった
総悟の手中にあった筈の刀は、何故かバケモンが握っている
その刀は総悟の喉元の、当たるかどうかのすれすれのところで止まっていた
?「………人間ごときが、私に勝てるとでも思う?あまり舐めない方がいい。私は
_____________鬼神だから」
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黒鴉(プロフ) - 遅れてしまい申し訳ありません。有難うございます、どうか首をキリンより長くして待っていてください。どうにかそれに見会う作品になるよう頑張ります! (2020年7月7日 19時) (レス) id: 30a687a706 (このIDを非表示/違反報告)
就村 隆成(プロフ) - 続き楽しみにしてますね〜 (2020年6月10日 23時) (レス) id: 67a11675bd (このIDを非表示/違反報告)
kansei(プロフ) - みづきさん» 返信が遅くなってしまい申し訳ありません……。素晴らしいなんてそんな…駄作ではございますが、これからも宜しくお願い致します! (2019年10月4日 17時) (レス) id: 30a687a706 (このIDを非表示/違反報告)
kansei(プロフ) - 亜蘭さん» 遅くなってしまい申し訳ありません……。ですよね、真選組全員カッコいいですよね!これからも応援宜しくお願い致します (2019年10月4日 17時) (レス) id: 30a687a706 (このIDを非表示/違反報告)
みづき(プロフ) - なんなんですかこの素晴らしい作品は…。続き気になります!頑張ってください! (2019年9月30日 18時) (レス) id: 05a7ae8b8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒鴉 | 作成日時:2019年6月10日 12時