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大吾said.


おおにっちゃん、正門、廉がお見舞いに来たくれたけど退院することを伝えてなかった


でもせっかく来てくれたしってことで家に招くことに。



正直、あの時の出来事があったから話しにくいしおおにっちゃんを招くのは緊張する



でもそれはおおにっちゃんも一緒みたいで、さっきからずっと喋ってへん。



西畑「おおにっちゃん」

大西「わ、びっくりした、」

西畑「なにボーッとしとるん?...聞いてた?今の話」

大西「...ごめん、聞いてなかった。」

西畑「も〜、...俺ん家行こって話。ええ?」



ためらい気味におおにっちゃんは「うん」って言ったけど...




西畑「ほんまによかったんやろか、」




4つのコップを見つめながら一人で呟いた。



部屋に入ると正門も廉も自分の家か、ってツッコミたくなるほどくつろいでるのに対して



...見てわかるおおにっちゃんの緊張。



たぶん正門たちも気付いてるんやろうけど誰もあえて触れずに話していると自然と緊張も崩れてきたのかだいぶリラックスしてる様子やった。


正門「...俺そろそろ帰ろかな〜」

永瀬「あ、じゃあ俺も帰ろかな」

大西「...僕も、」

正門「大西さん迎え呼ばな。もう暗いしちょっと家遠いんちゃう?」

大西「...え、」

永瀬「せやな、危ないし。じゃあ大西さんお先〜」




嵐のように去っていく二人に取り残された俺たち。




西畑「...お迎え呼び、」

大西「うん、」



スマホを持って部屋を出たおおにっちゃんはちょっとしてから少し焦ったような顔で戻ってきた


西畑「来れるって?」

大西「...ちょっと、遅なるかもって」

西畑「そっか、」




ほんまになに話せばいいかわからへん。




なにを話そうと考えている中であることを思い出した。

.→←ー意識と無意識ー



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作者名:merrr | 作者ホームページ:http://twitter.com/merrr_mo_so_hs">Twitter</a>)...  
作成日時:2018年11月26日 22時

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