いつか、その日まで。 (ページ16)

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正門side.

仕事のあと、事故の現場にいたメンバーで大吾のいる病院にいった。

もちろん大西さんと恭平も。

二人とももう落ち着いてなんともない。

...寂しそうやけど、

医師「西畑さんは...脳震盪と、足の捻挫ですかね」

正門「そうなんですか...ありがとうございます」

医師「いえいえ、今日中には目が覚めると思うので、それまで待っていてあげてください」

正門「あ、はい。」

代表して俺がお医者さんに症状を聞きに行って帰るとみんな食いつくように「どうやった？」と聞いてきた。

正門「脳震盪と足の捻挫やって」

向井「よかった...そこまで酷くないんやな」

正門「おう、...今日中には目覚めるみたい」

大橋「そっかー、みんな目覚めるまでおるん？」

藤原「いたい気持ちはあるけどこんな人数おってもなあ」

収録にいたメンバーやから病室で待つには人は多い。

末澤「せやなあ、俺らは帰ろか。正門と...流星と恭平は目覚めるまでいとき、」

そう言われると大西さんと恭平はこくりと頷いた。

正門「じゃあ、また目覚めたら連絡入れるわ」

藤原「おう、よろしくな」

そこで俺らと他は別れた。

...何を話すってわけでもなくただひたすら大吾の目が覚めるんを3人で待ち続けた。

大西「大ちゃん、」

大西さんがそう呟くと、待ち続けてたその瞬間がやってきた

西畑「...ん、」

正門「...え、大吾？」

高橋「大吾くん？、大吾くん分かりますか？」

正門「と、とりあえずナースコール...」

すぐに担当医がやって来てちょっとした検査が行われた。

医師「こんにちは、...こちらの三人が誰だかわかりますか？」

西畑「正門...おおにっちゃんと、高橋？」

合ってるか担当医からのアイコンタクトに俺は力強く頷いた

医師「はい。大丈夫そうですね、記憶障害もないみたいですし...もし何かあったらまた呼んでください。」

そう言って担当医と看護師さんは病室を出ていった。