いつか、その日まで。 (ページ11)

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西畑said.

今日はまいジャニの収録日。

ほんまに上手くやれるやろか、...俺

不安になりながらも楽屋へ入るともうほとんどのメンバーが来てて、おおにっちゃんもそのひとりやった。

...話しかけたいけど、あんなことをしてしもた手前話しかけられへん。

西畑「はあ、...」

まあ、おおにっちゃんが話しかけてくれる訳もなく隅でため息をついた。

大橋「だーいちゃん！」

西畑「うわ、ほんまにビックリした、」

大橋「なんなん、なんのため息？」

西畑「...とりあえずはっすんボリューム落として」

はっすん声でかいからこのままではきっとおおにっちゃんの耳にも届くはず...

大橋「え、そんなでかかった？ごめんごめん...で、？てか大吾今日、流星と話してなくない？」

西畑「...え、」

大橋「いっつも来てすぐ抱きつきに行くやん？やのに今日はしてないなーって」

はっすんってたまに勘鋭い...

西畑「別になんでもないよ」

大橋「絶対なんかある！教えて～さあ！」

西畑「...また言うから」

大橋「ほんま！？約束やからな！」

謎にウキウキしながらはっすんは丈くんの所へ走っていった。

はっすんと入れ替わるように正門が。

正門「はっすん、なんて？」

西畑「おおにっちゃんと話してないなって」

正門「ははっ、...さすがやな」

西畑「ここで鋭さ発揮せんといて欲しいわ」

正門「んー、まあはっすんが気付くのも時間の問題やろ。とりあえず今は大西さんとのこと考えや」

西畑「ん、」

そうこうしてるうちに収録が始まった。

...あんなことになるなんて知らずに。