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引き出しの中に入っていたのは鍵...ではなく一つの封筒だった。
封筒は昔の物なのか変色おり、しわが目立つ。
決して目当てのモノではなかった。
ただほんの少しの好奇心から、その封筒に手を伸ばす。
「そこで、なにしてるの？」
「ぅあっ...！」
耳元で囁かれた声が脳に響いた。
体がぎゅうと締め付けられた。
腕の力は強く、体がぎちぎちと痛む。
震えて後ろも振り向けないが、彼が抱き着いてきたのは明白だった。
力を込めても、必死に腕をどかそうとしても
彼はびくとも動かなかった。
「自分から寝室にきてくれるなんて、随分と積極的だねぇ」
彼は淡々とした調子で話すが、こっちは口をぱくぱくと動かすだけで、
もう声もうまく出せなかった。
こっちは全身を強張らすばかりで、何もしないでいる。
突如、ふわっと重力が消えた感覚がした。
彼が自分のことを抱きかかえたのだ。
そして、寝室のベッドへと押し倒した。
「そんなに怖がらなくてもいいんだよ」
なんて、ありきたりで。否定するしかないような言葉を添えて。
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ましゅ☆まろ所属。紫月まろ。＠完結後転生。(プロフ) - この作品大好きです！無理せずに、頑張ってください！ (9月11日 17時) (
レス) @page26 id: 8001bcdca9 (このIDを非表示/違反報告)
放浪者の神の目になりたい(プロフ) - 水の国…？フォンテーヌですか…？違ったらすいません！この作品本当に大好きです！これからも更新楽しみにしてます！無理せず更新頑張ってください！ (9月10日 21時) (レス) id: 8d6a7142fc (このIDを非表示/違反報告)
えぬ。(プロフ) - コメント失礼します🙇♀️この作品すっごく好きです！幾らでも更新待ってますので自分の好きなことも楽しんで下さい！ (9月10日 20時) (レス) @page26 id: e6ae1d0319 (このIDを非表示/違反報告)
推し丸様☆ - もし自分がこうなったら…って思うと恐怖が込み上げてきて、もう…すごかったです！更新頑張ってください！ (9月2日 14時) (レス) @page22 id: a7c7bf6202 (このIDを非表示/違反報告)
あわ！ - 好きですこれ！！！最新頑張って下さい！ (8月25日 2時) (レス) @page22 id: 72a1163d29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：管理人H | 作成日時：2023年7月25日 3時
