30話 ページ32
男子生徒side
マジありえねぇ。
せっかく赤石Aを芸術品として連れていこうと思ってたのに…!!
あいつらのせいで…!!
俺のこめかみにピキっと筋が浮かぶ
とにかくまた作戦を練り直さないと…!
路地裏を抜けようとした時、小柄な女が道を塞いだ
男「邪魔なんだよ退けよ」
こっちはあの芸術品を手に入れようと必死なんだよ
「なははっ、悪いけど君のその願いは叶わないだろうね」
男「あ?」
パーカーのフードを深く被っていて顔は分からないが俺を嘲笑っているのは確かだ
男「俺にはあの完璧な芸術品がいるんだよ!お前の意思なんて関係ない」
怒鳴るとそいつは嘲笑っていたが途中でピタリと笑いが止まり無機質な声で言った
「…完璧な芸術品、ねぇ…。君さぁ」
突如フードの隙間から見える狂気に溢れた目
その目に一瞬たじろいでしまう
女はだんだんこちらに近づいてきた
「つまんないよ。ものすごく。」
低い声で俺の耳元で囁いた
さっきの態度とは全くの別人のようだった
俺はそのまま気を失ってしまった
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うめ。(プロフ) - トキメキッコさん» それは素敵な病ですね!殴 了解!トキアさんで! (2017年10月27日 16時) (レス) id: d4cbf29191 (このIDを非表示/違反報告)
トキメキッコ(プロフ) - うめっちの作品見たくなってしまうのは病かな? 皆『とうとうトキアは頭が逝かれたようだ』 トキア『漢字ィィィィィ!』 (トキメキッコ→トキア)ってよんでくれ。病..... (2017年10月27日 12時) (レス) id: 8bd1150a52 (このIDを非表示/違反報告)
うめ。(プロフ) - ありがとうございます!!たまにでいいので読み返して貰えると嬉しいです!文才はないです!!(全否定) (2017年10月18日 5時) (レス) id: d4cbf29191 (このIDを非表示/違反報告)
ニコ - うわぁぁぁぁぁー!うらさんかっこいいです〜!もうほんと文才あって羨ましいです!終わりかたも微笑ましくてこの作品がもっと好きになりました。完結してすこし寂しい気もしますが、また、ちょくちょく読みに来ようと思います! (2017年10月18日 0時) (レス) id: 00933cadf7 (このIDを非表示/違反報告)
カイ - オチどっちも見てみたいです! (2017年10月17日 0時) (レス) id: e8cc986683 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うめ。 | 作成日時:2017年8月22日 22時