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「おい、上代〜」
「んだよ、朝っぱらから」
出た、このニヤニヤ顔。
「なんだよ
「なんだよとはなんだ。お前の大親友の優二様だぞ、このやろう！！」
「そーだな、はいはい」
石田優二。
小学校からの長い付き合いで、大親友ということになってる。
まぁ、大親友だとは思ってる。
相談もし合ってるし、何より一緒にいて楽しい。
「それよりお前、今日も綾瀬と一緒に学校来たろ」
「なんだよ、悪いか？」
そう、Aは結構モテる。
でも俺たちが付き合ってるのは中学生のころからで、
高校でもみんなが知ってる、
いわゆる公認カップルだ。
「てめ、見せつけてくれんなぁ…。くっそリア充爆ぜろ」
「おーい、聞こえてんぞー」
なんて言ってるけど、優二も結構モテる。
自分では気づいてないのか、気づいてないフリしてんのか謎だけど
そのルックス分けてくれよ、ホントに。
「まっことくーーーん！！！」
「ぅおっ！？」
突然、俺に突進してきたのは…
「おま…Aどした？？」
「あのね、あのね、あの……」
「…うん」
「………なんだっけ？？」
「………………」
おい、こんな恥ずいシチュエーション作っといて『なんだっけ？？』はねぇだろ！！
「…ん〜、まぁいいや。真くんに会いたかったってことにしとこ」
なんか傷つくな、それ。
「ゴッホン！！ゲホッ！！ゴホッ！！」
背後からわざとらしい咳払いが聞こえたと思ったら、その後に本物の咳が聞こえた。
「ゲホッ、お…ッフ！！の…！！ゴッ…！！そ…ッざ！！」
「落ち着け。何言ってるかわかんねぇよ」
「はぁ、はぁ…。俺の存在無視してんじゃねぇよ、って言ったけどもういいわ」
「…………」
「優二くん大丈夫？？」
心配そうに聞くA。
「うん、大丈夫〜！！」
このやろ、一気に元気になりやがった！！
「はぁ…。A、教室戻るぞ。優二も」
「なんだ上代妬いてんの？？」
「妬いてねぇよ」
妬くとかそーゆうんじゃなくて
この周りの注目から逃げたいんだよ！！
…とは言えず。
彼女と親友を連れて教室に戻った。
だから、この日常が音を立てて覆るなんて、
思ってもなかった。
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実春(プロフ) - そっかｗ待ち遠しいねｗ (2013年6月6日 23時) (
レス) id: 14b2300736 (このIDを非表示/違反報告)
実春(プロフ) - おおっｗ楽しみにしてるよーｗ (2013年6月6日 21時) (レス) id: 14b2300736 (このIDを非表示/違反報告)
実春(プロフ) - 親とお兄様もでてきたｗｗうっわ絶対イケメンそうだねwお兄様w (2013年6月6日 21時) (レス) id: 14b2300736 (このIDを非表示/違反報告)
実春(プロフ) - リア充はこの世に存在してはいけないはずなのになぜに居るｗｗあ、兄がＰＣ使うそうなのでおちるねｗ更新ガンバｗｗ (2013年6月5日 23時) (レス) id: 14b2300736 (このIDを非表示/違反報告)
実春(プロフ) - だよねーｗ可愛いな、おいｗｗ (2013年6月5日 23時) (レス) id: 14b2300736 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サクラ色 | 作成日時：2013年5月31日 21時
