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「このダボォ、、!!てめぇの弟さえ満足に守りきれねぇのかよ、、、!!」
「ぐっ、、!て、めッ」
「っざけんなよ!!!這い蹲ってでも下を守んのが兄貴の役目だろうがよ、!」
騒ぎを聞きつけた警察と一緒に左馬刻さんも来ていた。
こっちに歩いてきて一番にいちにぃの事を殴り飛ばしていた。
『や、やめ、ゴボ、ッ』
「あ゛!?るせぇな、自分がそんな目に遭ってたこと隠してまで守る兄貴じゃねえよこいつぁよ!!!」
『、おねがぃ、、やめて、くだ、さッ』
なんとか左馬刻さんがいちにぃの事を痛めつけるのを辞めさせる。いちにぃもどうして抵抗しないんだろう。
「A、、いいんだ、やめろ。」
『いちにぃ、?どうして、』
「俺が悪かったんだ、お前のことが守りきれなかった俺が。」
違う、そんな事言ってほしいんじゃないってば。
『いちにぃ、僕は、、僕は強くなりました。確かに心も身体も未熟かもしれないけど、、僕は、』
こんなはみ出しものの僕は邪魔かもしれない。
でも僕なりに生きてきたんだ。それを否定されたら生きてきた意味すら分からなくなる。
『僕は、まだ弱いですか、?』
どうか信じて。僕は強くなりました。
「、ごめんな、、おまえは、強いよ、」
俯いていちにぃは小さな声でそう言った。
左馬刻さんがいちにぃから手を離す。
「ッは、こいつに守られてるようじゃまだまだなんだよ。そんなんじゃ可愛い弟くんが知らねぇ間に俺様のモンになってても文句言えねぇからな、」
『はい?』
「は?」
「左馬刻、もしかしておまえ、!」
「なんだァ?いちろ〜くん、なんか文句あんのか?」
『え、あの、、はい?』
「A!!!!おま、お前こいつと何があったんだ、?!?なんかされたのか!?」
『え、いや、なにも、、、、あっ、』
「!?」
『いやなんでもないです、、』
そう言えばノーカンかもしれないけどキスはあったな、、なんて言えない空気。
「ってことだいちろ〜くん。よろしくな。」
「お、俺は認めねぇぞ!!!」
う〜んどう収集つけたらいいのか、、
「A、」
『さぶに、ぃ?』
「ごめん、あの、、僕のせいでさっき、あんな、」
今までも気づけなくてごめんと頭を下げている。あのさぶにぃが。
『い、いえ、あの、さぶに、大丈夫ですから頭上げてください、!』
顔を上げたさぶにぃの目には涙が滲んでいる、悲しい思いをさせてしまった。僕の責任だろうな。
『今までのは僕なりの答えです。どうか、どうか否定しないでください。』
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リエル(プロフ) - ううううううううう…終わってしまった… (2019年4月3日 23時) (レス) id: 4f0744403a (このIDを非表示/違反報告)
春斗(プロフ) - わあああ独歩とのおまけ有難う御座います好きですぅぅ…………兄弟もとい家族愛的な関係とてもよきですた……何かあった時に一郎達とは別に頼れるお兄さんで優しく見守っててくれる感じがとても微笑ましいというかもう尊い……有難う御座いました(*´ω`*) (2019年3月27日 2時) (レス) id: 8cfab7cc4c (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(プロフ) - 既に投票済みです……だと……?! (2019年3月1日 16時) (レス) id: 77336b66d1 (このIDを非表示/違反報告)
春斗(プロフ) - それと、もし宜しければ独歩とのおまけもあの…是非……!!!!!!! (2019年3月1日 2時) (レス) id: 8cfab7cc4c (このIDを非表示/違反報告)
春斗(プロフ) - コメント失礼致します。ドシリアスな中にちょいちょい挟まれるギャグがとても良い味を出してて、あの、全体的に好きです。(語彙力)取り敢えず四男君をずっとあれしてた男はウサポリ公にガチでしょっぴかれてたら良いなって思いました。 (2019年3月1日 2時) (レス) id: 8cfab7cc4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:須臾 | 作成日時:2018年12月5日 22時