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「いってらっしゃーい」
ｶﾞﾁｬﾝｯ!
････さてと。
僕は携帯を取り出した。
学校行くふりして警察に行かれたら堪ったもんじゃないもんね〜。
さっきAに付けておいたＧＰＳで、Aのいく先を確認した。
「交番とは逆方向･･･」
予想はついていたが大丈夫そうだ。
･･･それにしても、普通は学校行くより先に警察なんだろうけどねｗ
まあ、Aが分かっててそうしない理由も、僕は知ってるんだけどね･･･。
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「あ！A！！」
「お、おはよ〜、茜･･･」
「おはよう！･･･っていうかもうお昼だけどね･･･」
なんとか学校に入ることができた私は、お昼休みに登校という大遅刻となった。
「どうしたの今日」
「あ〜･･･ちょっと色々あって」
ストーカー被害にあってました、なんて言えるか！！？
ましてや現在進行形だなんて･･･。
でもこういうのは相談した方がいいのかな･･･？
「あ、あのね、茜･･･実は･･･」
するとその言葉は、一人の男子の声で遮られた。
「おい日向！！ちょっと面かせ！！」
＿＿＿
隣のクラスで、私の幼馴染。
私のクラスの教室の入り口辺りでこちらを見ていた。
あ、ちなみに「日向」って私の苗字。
「A･･･行くの？」
「うん、すぐ戻るから！ごめんね、響ちゃん言うこと聞かないとうるさいから」
茜にそう言って私は席を立った。
「Aもよくあいつと付き合い切れるよね･･･」
茜のそのつぶやきは、私の耳には届かなかった。
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「････何？」
「ついて来い」
･･････
大人しくついていくと、中庭に出た。
「ん」
そう言って顎で示す方には、私のクラスの花壇が。
「え･･･なんで･･･」
その花壇は、園芸部である私が昨日手入れをしたはずだった。
けれど昨日のきれいさはどこへやら、無残に荒らされていた。
「だ、誰がこんなこと････？」
「俺」
「･･･え？」
その答えに驚いて振り返ると、響ちゃんがニヤっと笑みを浮かべていた。
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みかん - どういたしまして(^ー^) (2018年4月16日 17時) (
レス) id: ceaa3e823e (このIDを非表示/違反報告)
まっしろけ(プロフ) - みかんさん» ありがとうございます！更新を待ってくださってる方がいるって分かってとても嬉しいです( ´∀｀) (2018年4月16日 16時) (レス) id: e23fe7e8b5 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 更新頑張って下さい！ (2018年4月16日 16時) (レス) id: ceaa3e823e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まっしろけ | 作成日時：2018年4月7日 20時
