1.ストーカー青年 ページ2
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「こんにちは!今日はいい天気ですね〜。突然ですがお家にお邪魔してもいいですか?」
・・・。
「・・・・・・誰?」
それは、今日火曜日の燃やせるごみのごみ捨てに出かけた際だった。
いきなり見知らぬ青年が喋りかけてきた。
・・・ていうか
「いい天気ですね」の後の「お家にお邪魔してもいいですか?」って何!?
いやいや明らかに言葉の並びがおかしいでしょ!!?
今現在も、「誰?」という私の投げ掛けに答えようという意思は全く見られず、ただずっと私に笑顔を向けてくる始末。
・・・いや普通に、怖い。
会ったこと・・・はないはず。
見たことあるような顔してるけど、会ったことあるならもう名乗ってるよね・・・。
とりあえずこういう時は・・・・
逃げる!
走って家に向かった。
でも途中で、家まで追いかけてきたらマズいと思いわざと遠回りをして巻くことにした。
土地勘のある住民くらいしか、ここらの道は迷わず通れないはず!!
と、思っていたのに・・・・
「な、なんでいるの!?」
上手く巻いたと思い家に戻ると、なぜか私の家の前にさっきの青年が。
マジでこの人ストーカー!?
「なんでって、こっちのセリフだよA」
な、名前まで!?
「なんでいちいち遠回りなんかしたの?おかげで僕の方が早く着いたよ」
うそおぉお!全部バレてる!?
待って待って・・・マジでこの人誰?
本当にストーカー!?!?
「あ、あの!!け、警察に行きますよ!?」
「へ?警察・・・?そんな物騒なこと言わないでさ!お家に入れてよ〜」
もう付き合ってらんない!!!
私はこの人を無視して本当に警察に向かおうと、体から方向転換した。
マジで怖いんだけど・・・!
ああ、速くいかないとまたついてくっ・・・・・る!?
いきなり体が後ろにしなって目の前にあの人の顔が。
「入れて。・・・・さもないと君、死ぬよ?」
「え・・・・(ゾワッ__。」
その時、彼が今までの様子から打って変わってニヤっと意地悪そうな笑みを浮かべた。
「あ、あなたはいっ、た・・・ぃ・・・・・・・」
そこで意識が途切れた。
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みかん - どういたしまして(^ー^) (2018年4月16日 17時) (レス) id: ceaa3e823e (このIDを非表示/違反報告)
まっしろけ(プロフ) - みかんさん» ありがとうございます!更新を待ってくださってる方がいるって分かってとても嬉しいです( ´∀`) (2018年4月16日 16時) (レス) id: e23fe7e8b5 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 更新頑張って下さい! (2018年4月16日 16時) (レス) id: ceaa3e823e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まっしろけ | 作成日時:2018年4月7日 20時