また明日 27 ページ31
「……は、い…ごめんなさいぃ…」
肩を上から下に押されて無理矢理でも廊下に座らされられる。……逆に心配させちゃったじゃんか…。
「…ズボン捲r…うわ、青くなってる、よ…?」
「………」
「ダメじゃん、、こんなになるまで放置しちゃったら…保健室行こ?」
ズボンを少し捲り上げて覗き込んでくるA。すごくAの頭が近くて、髪のいい匂いのが鼻に伝わってきた。
「保健室…?」
あいにく、三人は俺らを放置して先に教室に行ったようだった。
「そう、保健室。先生に湿布、貼っても」
「A…保健室行くより、こう…させて…」
保健室に行きたくなかった。でも、Aと二人っきりでもあったからかもしれない。俺がわがままを言って、嫌われるのはやだ。でも、このままにさせてほしい。
抱き締めるなんて、今しか出来ないような気がするから。
「で、でも…ここじゃ、誰か来ちゃう、よ…?」
「そんなの知らない」
「えぇ…恥ずかしいよ、…」
俺が抱きついたことは嫌がってないようだった。……ある意味、良かった…。嫌われる事はない…かな…?
「………」
「………」
A、温かい。可愛い。抱き締めたとき、少しビックリしたのか、後ろにストンって座ったとこも可愛い。……なんか、俺キモいかも…。
でも、Aが可愛いことにはかわりない。逆にAのことを今までどうして好きにならなかったのかが分かんないな。……もっと、もっと、頑張らねぇとな。
「あ、暑くないの…?」
「うん、、Aは…?」
「わ、私も、大丈夫…温かくて、…落ち着く…………っあ////」
自分で言ったのに自爆したのか、俺の胸に顔を埋め、背中に腕を回してギュッて…?
……待って、ヤバい。理性よ保つんだ。こっち来んな俺。
「はぁ…じゃ、教室戻ろっか。保健室に行って、言い訳作ろっか」
「ふふ、そうだね。言い訳作りに行こっか」
にっこり笑ってくれ、保健室へと向かった。
*
you side
「お前らぁぁぁぁ!!!!どこ行ってたぁぁぁぁ!!!!」
教室に戻ってくるなり、先生の逆鱗。今は、、社会か…藤吉先生が良かった…。
てか、さっきの私どうかしすぎてるよぉ…抱き締められたのもそうだけど、抱き締め返す私もどうかしてるって…
ギュって…ギュって…あぁぁぁぁぁぁっっ!!!!思い出すだけで恥ずかしいぃ…。
「A…?どうした…?」
「う、うん!!大丈夫だよ〜」
. この恋、期待してもいいのかな?
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ねおまる。(プロフ) - 楽しみにしていただけると嬉しいです。長文失礼しました (2019年6月10日 7時) (レス) id: 63d64e5b62 (このIDを非表示/違反報告)
ねおまる。(プロフ) - さくさん» こんにちは。初めまして。先程返信したねおんです。いまはねおまる。という活動名で活動していますが、音音(ねおん)で間違いないです。こちらに今の作品がありますのでよければ見ていただけると嬉しいです。もちろん、ありがとう、また明日も続編を考えておりますので (2019年6月10日 7時) (レス) id: 63d64e5b62 (このIDを非表示/違反報告)
ねおん - さくさん» 唐突の作り垢で失礼します。音音(ねおん)です。実はアカウントがログインできなくて...。今は違うアカウントでやっています。今度その垢で続編作ろうと思うので楽しみにしていてください...!!この作品を楽しみにしていてくれたのに本当にごめんなさい... (2019年6月10日 7時) (レス) id: eca6a70c87 (このIDを非表示/違反報告)
さく - 更新が止まってます!もどってきてください!(´;ω;`)続き楽しみに待ってます…! (2019年6月4日 11時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
音音(プロフ) - イチゴミルク?さん» okー!!ごめん!! (2018年11月5日 16時) (レス) id: 3e04bdda85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:音音 x他1人 | 作成日時:2018年10月20日 12時