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4話 ページ5
「塾は嫌なんでしょう、家庭教師はどうなの。」
携帯をいじっている時、母親にそう言われた。
いくら私が辛くとも、親にはただ遊んで笑っているだけに見えるらしい。
「やだ。人と関わりたくないの。分かっているから、放っておいて。」
昔から、全てなんとかなっていたから、最後にはなるようになるのだと思っている。
自覚はしても無意識下ではそうだから、そう言うものに関心がないから、私は努力をしない。
ただ学校に行けないと言う罪悪感を、動画や音楽、本で潰しているだけなんだ。
ただ、楽しいことをしていたい。
何もかも、自分がどこの誰でどんな過去があるのかも忘れて。


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作者名:カノン | 作成日時:2021年1月12日 22時