別れ ページ18
まずい、この声はさつきと青峰だ…
この状況は見られたくないな
こっちにこないようにしてほしい
桃井「あっ、大ちゃんちょっと待ってて？ペットボトル拾ってくる」
え？
近くを見るとさつきが落としたであろうペットボトルがあった
足音がどんどん近づいてくる
そして意識はだんだん離れていく
桃井「あれ？A？どうしてこんなとこにいるの？」
さっきの声は、さっき青峰といた時に感じた寂しそうな声ではなく安心したような声だった
その声を聞いて私はさつきに聞いてみた
貴方「ねぇさつき？私がいない間、なにか五月雨さんにされなかった？」
桃井「あ、えっと、その、私がキセキのみんなに話そうとしたら遮ってきて『もうみんなに近づかないで』って言われちゃった」
あぁ、私はさつきを守りたかったのに、彼奴は私がいないときにさつきを傷つけた
今まで私は狭い道にぽつんと座っていた
が、
さつきの前にふらふらしながらも立った
貴方「さつき、」
桃井「なに？」
貴方「ごめんね？」
桃井「え？」
貴方「一緒にいれなくてごめんね？
守れなくてごめんね？
最後まで、一緒に、いれなくて、ごめん、ね」
まずい、言葉が途切れ途切れになってきた
さつきの手を掴む
桃井「A？って…！お腹！！刺されてるじゃん！？どうしたの！？あ、救急車
貴方「聞いて」え？」
貴方「ねぇ、さつき？もし、もしまた会えたら、また、友達になってくれる？」
桃井「なにいってんの？これからもずっと友達でいるよ！！」
貴方「そっか、じゃあ、これ“預ける”ね？」
そういってさっきの手の中にそれを渡す
貴方「さつき、ありがとう」
さつきを私が今出来る限りの力でこの狭い道から押し出す
そして段々地面が近づいてくる
思わず目を瞑る
が、痛みは一向にない
貴方「え？」
誰かに受け止められてる？
織田「間に合った…」
貴方「作？」
織田「10分経っても戻ってこなかったからな、
って、お前傷！早く治療するぞ！」
そういわれて作に姫抱きされて病院につれてかれる
貴方「作？ちょっと、寝て、いい？眠い、んだ」
作の返事を待たずに私は寝てしまった
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リサっペ(プロフ) - 続き気になります！更新頑張ってください！！ (2018年12月30日 23時) (
レス) id: cc75c6e61c (このIDを非表示/違反報告)
kuroko1412(プロフ) - 早く続きが読みたいです！ 大変かもしれませんが更新頑張ってください！ (2018年9月16日 23時) (レス) id: 66f24968a4 (このIDを非表示/違反報告)
真昼ノ夜 - 続きがすごくみたいです！ (2018年7月8日 14時) (レス) id: 15eeb3cf2b (このIDを非表示/違反報告)
鈴音 - 続き気になります。更新頑張ってください！ (2018年5月30日 6時) (レス) id: da16b37971 (このIDを非表示/違反報告)
りん - 面白いですね! もっと見たいです更新楽しみです! (2018年5月22日 22時) (レス) id: a4c1fe7640 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：京花：12 | 作成日時：2017年7月16日 18時
